【感想・ネタバレ】真綿の檻【マイクロ】 環奈編6のレビュー

あらすじ

母に恋人・理瑚を会わせた環奈の兄。しかし、理瑚は環奈が書いた「毒母」のブログを読んでいた。環奈の視点で語られる、一方的な断罪と告発。それを見た友人からは「これヤバくない?」と言われてしまうが…?

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主人公の榛花(はるか)は弟とその奥さんからすると、気が弱くて夫から奴隷のように扱われている女性。母親ですら彼女のことを離婚すらできないかわいそうな子だと思っている。ある日母親が足を骨折し、介護と実家の家事が当然のように榛花に押し付けられようとしていた。そんな彼女を救ったのは、夫である一広の意外な言葉で…。
人の目に見えていることがすべてとは限らない。見方が違えば見えるものも違うし、考え方が違えば見ているものの解釈も違う。人を本当の意味で理解することの難しさに頭を抱えます。思い込みや先入観が邪魔をして、人や状況が正しく見えていなかった、相手のためを思ってしたことが実は相手を傷つけていた、そんな経験は誰しもあると思います。この作品を読むことが、フラットに人や物事を見るための糸口になるかもしれないと感じました。

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匿名

ネタバレ 購入済み

子供いらないって思ってしまう

世の中には本当に毒親もいると思うけど、それだけではないんだな…と。自分には想像力がなくて、欠けていた視点でした。
あと、元々子供を産みたいと強くは思っていなかったけれど、正直これを読んで、余計に思えなくなってしまいました。

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2024年09月07日

シリーズ作品レビュー

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