あらすじ
僧侶・安憬は陽の沈まない国に囚われ
不死の狼に戦いを挑み続けていた。
安憬を駆り立て続けるものは何なのか――。
大蛇の息子・時太郎は
初めて出来た友達の鷹彦がまた旅に出てしまうことに
不安を抱いていた。
胸の奥に燻る想いが、それぞれを突き動かしていく。
内なる炎に心をかき乱される第7巻。
大蛇に嫁ぐってどういうこと!?
いろんな妄想が駆け巡りますが、本当にそっくりそのままのお話です。
「山の主 大蛇様」は、ずっと長い間、山奥で一人(一匹?)っきりで暮らしていたため、
「ミヨ」が嫁いだ初日から、二人でいられることの幸せを感じ始めます。
一方のミヨはというと、1か月以上食事をしなくなった大蛇を心配しながらも、
「このまま●んでくれたら・・・」と、ふと脳裏をよぎる自分自身が恥ずかしくなっていました。
それもそのはず、大蛇様はミヨのことをいつも気にかけ、とても優しく想ってくれるのです。非常に懐の深い大蛇様です。
大蛇ですから、食事はもちろんウサギやタヌキなどの小動物に始まり、もっと大きな動物を食すことも。
そんな人間の生活とは違いすぎて受け入れられない所がありつつも、大蛇様の優しさにミヨの心が少しづつほどけていく様子をどうぞご覧ください。
そして今後の大蛇様との生活は・・・
忘れかけていた日々の小さな幸せと、周りの人達のありがたさにあらためて気付かせてくれる一作です。
※爬虫類が苦手な方はご注意ください。
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