【感想・ネタバレ】日出処の天子(完全版)1のレビュー

あらすじ

ときは飛鳥時代前夜、権勢を誇る蘇我氏の後継者たる毛人は14歳。父に連れられて出仕した朝廷で、10歳の少年、厩戸王子と出会う。毛人と厩戸、ふたりの激動の物語が、いま始まる。
数多くの貴重なカラー原稿、トビライラスト、予告カットなどを完全再現。日本の漫画界を代表する山岸凉子の最高傑作「完全版」!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

史実を元に凄まじい妄想力で創作されたストーリー。

超人的な能力ゆえに母に愛されないどころか受け入れられない寂しさ。
初めて自分が受け入れられた喜び。
それを失うまいと罪をも犯す執着。
そして拒絶された絶望。

凡人には理解出来ない超人故の苦悩が丁寧に描かれており、切なすぎて読む度に涙がこぼれてしまう傑作。

この作品を読んでから法隆寺の夢殿を訪れる度、厩戸皇子が歩いている様子を妄想してしまう痛い人間になってしまった。

1
2022年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

史実のアウトラインを壊さず、ここまで生きた物語を作り上げる手腕に感動。昼ドラのような、あり得ない展開だけど、一応歴史を元にしているので、「本当に起きていたのかもしれない」と思うと、リアルなドキドキ感として受け止められた。歴史マンガってそういう意味でズルい存在だな。

やはり、7巻の王子と毛人がお互いに気持ちをぶつけ合うシーンは名場面だと思う。心が痛くなる。

そして容赦ない結末よ。。ここまで報われないのか。。

0
2026年05月20日

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