【感想・ネタバレ】日出処の天子（完全版）２のレビュー

山岸凉子

ときは飛鳥時代前夜。蘇我毛人は厩戸王子と出会い、その類まれなる才能と不思議な能力に魅せられる。二人は、王子の父でもある大王が没したことにより、その跡目争いに巻き込まれていくことに……。
貴重なカラー原稿、トビライラスト、予告カットなどを完全再現。日本の漫画界を代表する山岸凉子の最高傑作「完全版」！

[匿名 · ★★★★★]

読み始めは登場人物が多くてついていけるか不安でしたが、どんどん引き込まれていきました。
夢中になって読みました。

[匿名 · ★★★★★]

カラーページの美しさ。電子化されて本当に良かった。紙版ではこのカラーページの美しさを感じることが出来ませんから。高くても買いですね。損はない。

[shion · ★★★★★]

とにかく深い

何度読んでも新鮮な作品。深みが違う。絵柄も素晴らしく美しい。

＃感動する ＃深い ＃タメになる

[ななち · ★★★★★]

2巻は完成形の厩戸王子が美しい

1巻の幼年期も美しいのですが｡。青年期手前の王子の美しさときたら‼ カラーイラ
スト盛りだくさんで、色づかいが日本的で、まさに芸術！物部氏との戦で『南無四天王到来!!!』これが見たかったです！これを見ちゃうと近年流行りの異世界チート漫画がﾍﾟﾗｯﾍﾟﾗの薄く感じてしまう｡。(ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ) 王子の母親の毒っぷりも健在。連載時もｲﾗｲﾗでしたが、大人になった今読んでもこれは酷い｡。この当時毒親なんて言葉なかったのに！山岸先生、天才です‼

＃切ない ＃ドキドキハラハラ ＃深い

[かまと · ★★★★★]

感涙

もう手に入らないと諦めていたこの漫画。
それが電子で読めるなんて感涙。
何十年もたっているのに古さを全く感じさせない絵柄。
そして圧巻のストーリー。
そしてカラー絵の美しさよ
美しい

[ブクログ · ★★★★☆]

本巻は蘇我馬子と物部守屋の有名な戦争が描かれる。中でも厩戸王子の超人的な能力がより具体的に描かれており、そのビジュアルも含めその異形さに度肝を抜かれる。
また、厩戸と毛人との関係にもヒビが入る。厩戸の弟来目に対する嫉妬など人間らしい感情も垣間見えるが、どちらかというと悪魔的にも感じられる。
厩戸は仏でもあり悪魔でもあるという両義性は、今後どのように描かれていくのか楽しみだ。