【感想・ネタバレ】むかしむかしあるところに、死体がありました。のレビュー

あらすじ

昔ばなしが、まさかのミステリに! 「浦島太郎」や「鶴の恩返し」といった皆さまご存じの〈日本昔ばなし〉を、密室やアリバイ、ダイイングメッセージといったミステリのテーマで読み解いたまったく新しいミステリ。「え! なんでこうなるの?」「なんと、この人が……」と驚き連続の5編を収録。数々の年間ミステリにランクイン&本屋大賞ノミネートを果たした話題作、待望の文庫化。

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誰もが一度は聞いたことのある一寸法師や桃太郎などの物語のテーマがミステリーに変わったら…
そんな斬新な切り口で読む日本の昔話です。

『むかしむかしあるところに、死体がありました。』作品名からして非常にパンチの効いている本作品。
内容も裏切りませんでした。

アリバイトリックや密室トリックなど使用されるミステリー要素も物語ごとに異なっていて、そうくるのか…!と思わず感嘆したり、よくよく考えてみるとゾクッと背筋が寒くなったり、慣れ親しんだストーリーも視点と切り口、解釈を変えるとこんなにも違うのか!と、一気にその世界観に引き込まれてしまいました。

ミステリーが好きな方だけではなく、サスペンスやホラーが好きな方にもおすすめです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙がコミカルで手に取ったが、想像してたよりしっかりミステリーで面白かった。
ただ全体的に後味は良くない(犬の次郎の最期は悲しかった)。個人的には「つるの倒叙がえし」が一番わくわくした。
シリーズが続くようだけれど、後味悪いのばかりじゃなければ良いな。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
・一寸法師の不在証明
一寸法師が鬼の中に入って鬼退治をして春姫をもらえたのは、一寸法師(堀川少将)の計画的な犯行だった。一寸法師は右大臣の実子の冬吉と共謀していたが裏切り、打出の小槌を使って冬吉を殺す。
・花咲か死者伝言
優しい茂吉爺さんが宝に目が眩んだ婆さんに殺される話。飼い犬のシロは太作爺さんに殺されて松の木と共に埋められる。急成長した松の木で臼を作り、シロの好きだった餅をついたら黄金が出てくる。臼を奪った太作爺さんは臼を燃やしてしまう。灰を持ち帰った茂吉爺さんはその灰で花を咲かせる。飼い犬の次郎も誰かに殺させて亡骸と松を植えれば宝をゲットできると考えた婆さん。埋められた次郎は殺される直前に、茂吉爺さんの敵討ちのために婆さんの畑にとりかぶとを植えていた。
・つるの倒叙がえし
父の勘太と母のふみの子供、①弥兵衛。また、勘太と仲がよかった庄屋の名を②弥兵衛という。両親を失った①弥兵衛は②弥兵衛から取り立てをうけていた。勘太に助けられたつうは恩返しのために①弥兵衛の元にきて②弥兵衛を殺す協力を申し出る。
・密室竜宮城
亀を助けたい浦島太郎は竜宮城につれてきてもらう。宴のあと、おいせが密室で殺されていた。浦島太郎は犯人捜しを依頼され平目が犯人ではないかと推理する。乙姫に玉手箱を渡され帰された浦島太郎は、竜宮城での2日間は現実では400年も経っていたことを知る。そして、玉手箱を開けた中、河豚を追放に追い込んだおいせと平目への復習のために亀がおいせを殺めたと気づく。
・絶海の鬼ヶ島
鬼退治にきた桃太郎は退治後一人残り、隠れていた鬼蛍に一目惚れし一緒に暮らす。ひとつきほど暮らした桃太郎はきじの説得で帰るが、鬼厳という子供が出来ていた。桃太郎との子であることを隠していた鬼蛍は、鬼厳の身体に煤をぬり黒鬼にしていた。「父のやり残したことをやり遂げてくれ」その言葉を受けた鬼厳は鬼ヶ島の長のような存在になっていたが、本当の父親が桃太郎と知ったあとは桃太郎=父として鬼を皆殺しする。
【感想】
昔話を知った上で、アナザーストーリー的に読めるので面白い。読み込まないと登場人物も犯行の流れも理解しづらいので、読みにくい部分もあった。

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2025年06月01日

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