【感想・ネタバレ】怪奇小説集 恐怖の窓のレビュー

あらすじ

”モテさせ屋”をしながら飄々と生きていた青年が巻き込まれた、殺伐とした計画を描く「悪魔」。登山客が突然消えるという伝説がある悪魔の地点――ガイドと一緒に訪れた男が恐ろしいものを目撃する「爪のない男」。ガラパゴス諸島で採取した化石が思わぬ騒動を巻き起こす「枯れた枝」など、円熟した筆致で綴られる小説と、幽霊屋敷や実在の事件やサド侯爵をめぐるエッセイを収録。著者の興味の幅広さがうかがえる、ミステリ・ホラー風味のある作品を集めた魅力的な作品集!日下三蔵氏による、オリジナルアンソロジー。

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