【感想・ネタバレ】妖魔と下僕の契約条件 4のレビュー

あらすじ

美味しい食事と優しい会話。妖魔の司野(しの)に命を救われ、代わりに下僕になる契約をした正路(まさみち)は、意外にも幸せに暮らしている。
浪人生には必須の勉強も、面白いと思えるようになってきた。
しかし突然予備校に司野が現れ、ある目的のために神戸に行くと言い出す。
その日のうちに神戸に向かい、有馬温泉、そして京都にも足を延ばすことに。
司野ゆかりの地で出会う人々、そして再燃する因縁の「禍(わざわい)」とは!?
胸がざわつき心近づく第4弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

リライト版の4巻目。
ライトノベルとして刊行されてるのだから分かってはいたけれど、ここまで読んでやっと自分を納得?させる説明が思いついた。
妖魔なオレ様と下僕な僕との違い。
キャラの名前は同じだけど、色々エピソードやシチュエーションが少しずつ違って、違和感ありまくり。
だけれど、つまり、このリライト版は旧作の“並行世界のお話”なんです。
そう、パラレルワールド!!
パラレルワールドだと思えば少しは自分を納得させることが出来る…。

司野が世話になった大造さん夫婦が既に故人となっているので、急に関西に行く理由はその妹。
壺に入れられてその上に祀られていたのは櫛だったそうで。古い篳篥は出てこなかったな。
そしてカギロイとの出会いもその旅のあとで。
カギロイとの対峙も対峙らしい対峙は無く…。

色々ね、、、言いたいことは山ほどあるけど、旧版よりバックボーンの厚みの説明は増えたのでこれはこれで有りなんでしょうねぇ。

今年はエッセイで忙しそうだし、これの続きが出るのかちょっと不安ではあります。
(不満があっても読むしかないと思ってる)

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2023年05月26日

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