あらすじ
まけ・ヒロイン【負けヒロイン】
正ヒロインになれない不遇のヒロインのこと。
類語「当て馬」「噛ませ犬」「エロ要員」
この物語はハイスペックでいつも自信満々なくせによく可哀想な目にあう
負けヒロイン――姫ヶ崎櫻子が不憫可愛い、ラブコメ作品である。
感情タグBEST3
匿名
負けヒロイン視点
これは、ラブコメのヒロインレースでもうほぼ確実に負けが確定してるという残酷で無慈悲な運命に抗おうとする、ひとりの女の子の物語ーー。
ではない。男側は普通に負けヒロイン側である櫻子のことが好きだし櫻子も男のことが大好きだし、なにこれ両思いじゃんか。それなのに櫻子が「あの女に気があるに違いない」と勘違いしてしまってて男側のアピールとかも虚しく不発に終わったりして、ほんともう恋愛コミュ障な二人の関係が可愛くて仕方ない。
そう。これは負けヒロインではなく負けヒロイン“属性”である櫻子が奮闘するラブコメディである。
あと櫻子の巨乳巨尻具合も最高です。
櫻子が可愛い!
何かと不憫な櫻子ですが、安田先生の描く肉感のある感じで可愛いです。
話も短いショートストーリーが入っていて読みやすいですね。
話もある意味負けイン(?)なのですが、キャラ作りがうまいせいか
テンポも良く榊さんもポンコツ可愛くて楽しめました。
というか、この作品で初めて「藤稔姫」の名前を知りました。
姫ヶ崎櫻子は乳首が葡萄
不特定多数の男どもに自らの乳首を見られて葡萄の粒ほどに乳首が大きい事を知られてしまう姫ヶ崎櫻子さんが可愛い
匿名
かわいそうヶ崎さん。
不憫だけど応援してしまう、ツッコミもキレッキレだし、全てがきちんと面白い結構稀有なギャグコメディ。
特に、かませヒロインが本編イベント後にも行動している時間を描いてるところが意外で面白い。
ずっとゆるっと続いてほしい、でも勢いがパネェ漫画です。オススメ!
コメディ側が優秀なラブコメ
「『かわいそうかわいい』っていいよね。」というところからなんとなく読んでみた本だが、これが面白い。
実は試し読みの終わりのページでは「これはないかな」と思っていた。ラブコメのコメディ側のテイストが自分とは合わないなと思ってしまったからだが、もし同じように考えて買ってない人がいたらはっきり言ってもったいない。とりあえず一巻買ってみてほしい。
(一方で典型的な「不憫かわいさ」要素は正直あんまりない。そこにしか目的がない人には逆にあまりおすすめしない。)
自分が面白さを感じている大きな要因は「ツッコミ」にある。ツッコミのテンポと言い回しが秀逸。かなり笑わせてもらった。
そしてもう一つの要因は「キャラの多面性」である。最近で言えば量産型異世界転生モノによく見られる「ツンデレだけのキャラ」「悪役だけのキャラ」「表はキリっとしているのに、裏では超絶ブラコン/シスコン」などの使いまわされた陳腐なだけのキャラはいない。普段ツッコミ役な主人公も自然な流れでボケをかましてツッコまれるし、ヒロイン側が冷静にツッコむ場面も多い。そしてモブに対しても「彼らには彼らの人生があり、それぞれの物語の主人公である」という考えを持って描いており、キャラに対する愛を感じる。著者は絶対にキャラを使い捨てにしない。(でもより大きな笑いが取れるなら、犠牲にすることもありそう)
もちろん多面性や現実味だけを追求するなら名作小説を読めばいいのだが、これはあくまで学園ラブコメである。
ラブコメの王道を押さえながらもそれをうまく外してみたり、王道そのものをネタにすることですごく面白い作品に仕上がっている。
普通のラブコメでは「あーハイハイそれね。2億回見たわ。」と思ってしまう人に強く推奨したい。
蛇足)
ちょっと前からの流行なのか「唇八重歯」で櫻子が描かれているが、これは自分にはめちゃくちゃ違和感あるのでやめてほしい。
ああいうのは、デフォルメ絵で口を開けてる時だけにしてほしい。通常絵で口を閉じてる時の「唇八重歯」はなんかすごい変。何回見ても慣れない。
匿名
ヒロインがかわいい
ヒロインのポンコツな感じがとても良い!櫻子ちゃんとのすれ違いっぷりも見てて面白いし、何度でも見返せる!
不憫になってくる
好きの矢印が不憫だ……と思ったが、そもそもタイトルに不憫って入っていたww
好きな人には振り向かれないし、サービスシーンは多めとか、不憫が過ぎる。
何か可哀想になってきたよ……マケインが人気なのは知っているけど、タイトルに偽りのない不憫さがある。
ラブコメ
こいつら、ラブコメ主人公の才能とラブコメヒロインの才能すごいですわ(ラブコメ作品だから当たり前なんですが)。
ド定番ばかりのイベントこなしていくじゃないですか。両片想いじゃないですか。でも気づけないじゃないですか。
これ結ばれます?
Posted by ブクログ
──これはハイスペックでいつも自信満々なくせに、よく可哀そうな目に合う負けヒロイン──……姫ヶ先櫻子の奮闘記である
安田剛助の各作品のヒロインは基本残念ヒロインですが、それを煮詰めたような残念不憫な負けヒロイン、姫ヶ先櫻子。
配信すれば切り忘れ、体育倉庫に入れば閉じ込められ、着替えをすれば扉を開けられ、穴をくぐろうとすれば(するな)ハマる。
その生きざまは丸ごとコメディ。
百合子先輩も草薙先生も信國さんもみな残念で…応援したくなる系作家です。
百合マンガ描いてた頃はそうでもなかったのに、どっちがこの作家の本性なのか、わたし気になります。
惜しい作品
この作品、なかなかにキュートな絵柄だし個々のエピソードはそれなりに面白いが、構成が4コマ漫画なのか、四ページ漫画なのか、連作短編集なのかはっきりしない。せっかくの画力をでたらめな構成が台無しにしている という感想を抱いた。まだ以前の作品「じけんじゃけん」のほうが、マシであった。