【感想・ネタバレ】ごんげん長屋つれづれ帖 ： 9 藪入り飯のレビュー

金子成人

お勝の娘お琴と因縁が深いおひわを助けたことがきっかけで、『ごんげん長屋』の新たな住人となったお栄。料理屋『喜多村』の台所女中としての勤めぶりも評判がよく、長屋の皆ともすっかり打ち解けたお栄が、正月十六日に長屋の皆に料理を振る舞いたいという。「藪入り」の長屋を賑わす『葱飯』のお味やいかに──!? くすりと笑えてほろりと泣ける、これぞ人情物の決定版。時代劇の超大物脚本家が贈る、大人気シリーズ第九弾！

[ブクログ · ★★★★☆]

内容（ブックデータベースより）

お勝の娘お琴と因縁が深いおひわを助けたことがきっかけで、『ごんげん長屋』の新たな住人となったお栄。
料理屋『喜多村』の台所女中としての勤めぶりも評判がよく、長屋の皆ともすっかり打ち解けたお栄が、正月十六日に長屋の皆に料理を振る舞いたいという。
「藪入り」の長屋を賑わす『葱飯』のお味やいかに──!?
くすりと笑えてほろりと泣ける、これぞ人情物の決定版。時代劇の超大物脚本家が贈る、大人気シリーズ第九弾！

令和7年9月10日～12日

[boof · ★★★★☆]

自分の夢を追い、健気に生きるお栄。茂平の情婦の息子。金儲けに血道をあげる旗本と、親孝行の子供の顛末。死ぬ間際の仙五郎の昔語りと、残された妹。う～ん、色々、考えさせられる話だった。