あらすじ
神への供物となる「花嫁選びの儀」に選ばれた双子の姉を守るため、花嫁になりすました琉衣は、崖から身投げをさせられた瞬間に、息を呑むほど美しい風帝・青嵐に救われる。青嵐は琉衣のことを「我が花嫁」と呼ぶが、男の琉衣が本物の花嫁であるはずがない。しかし姉に累が及ぶことを恐れ、真実を告げられずにいた。琉衣といると「世界が違って見える」と喜びを隠さない青嵐に惹かれてしまうが、青嵐を騙している罪悪感と、彼の好意が自分のものでないことに切なさが募り…?
【電子特別版】貫井ひつじ先生書き下ろし! 後日談にあたるショートストーリーを電子版だけに特別収録
感情タグBEST3
作家さん買い 別Ver.出そう
おお〜、シリーズ化しそうですな!
良き良き
いつものかわいい受けとは違って、病弱ながらも男っぽい粗野な感じ
なかなか好きです!
ただな〜…
イラストが好みじゃない、っていうよりイメージじゃない
逆にちょっとダメージが来る…
申し訳ないが、正直見る気がしなかった
Posted by ブクログ
貫井先生は、どうにも残酷な描写をよくよくされる先生なのだなーと。
人間の醜悪な、だがしかし現実味のある性質の表現は、とても素晴らしい。
続編のスピンオフなのかと思うくらい、独特の世界観に突然ぶっこまれたのは、これは角川ルビー文庫ならではのやつなのかな。
行方不明になった闇帝がきになる。
思ってたのと違う
病弱な主人公が、双子の姉の身代わりに風帝の花嫁になるお話。
主人公の性格が、想像していたよりもたくましかった!
ハラハラするような大きな展開はなく、さらーっと読めました。
溺愛です
親を早くに亡くし、生まれつき体の弱い琉衣。
自分のせいで、いつも貧乏くじを引いている姉の代わりに、神の供物として花嫁になる決意をする。
不憫でか弱いイメージの琉衣は、以外とたくましかった。
話が読みやすいし、分かりやすく説明が入るので、想像しやすく楽しめた。
飛龍がかわいい。
無理あり
作者さんの作品は他にも何冊か読んでいますが、この作品の世界観にはいま一つ浸れなかった。
受けが身代わりに崖から落ちて攻めである風帝に助けられるところまでは物語としても文章としてもよかったと思います。丁度試し読みの部分。
けれどその後が何と言ったら良いのか…。
読むごとにストーリー、世界観、登場人物の会話、流れ等に違和感を感じるばかりで。
細かく言うなら前半の受けと後半の受けの様子が違うとか、いきなり出てくる天界に居る人間とか、どうでもいい描写とか諸々。
後書きで作者さんが本作品の筆が進まず大変苦労した云々と述べられているのを読んで、まさにやっとこ書き終えたのだと納得できました。
加えて登場人物像とイラストに違和感があり過ぎたのもいけない。イラストだけ見たらTL。
言葉使いや会話から風帝である攻めはもっと体格のよい美丈夫を思い描いてしまうし、受けもあんなに女性っぽくない。
おまけのストーリーだけは少しだけ自然だったので☆一個おまけ。
いろいろ残念でした。