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Posted by ブクログ 2023年07月16日
貫井先生は、どうにも残酷な描写をよくよくされる先生なのだなーと。
人間の醜悪な、だがしかし現実味のある性質の表現は、とても素晴らしい。
続編のスピンオフなのかと思うくらい、独特の世界観に突然ぶっこまれたのは、これは角川ルビー文庫ならではのやつなのかな。
行方不明になった闇帝がきになる。
親を早くに亡くし、生まれつき体の弱い琉衣。
自分のせいで、いつも貧乏くじを引いている姉の代わりに、神の供物として花嫁になる決意をする。
不憫でか弱いイメージの琉衣は、以外とたくましかった。
話が読みやすいし、分かりやすく説明が入るので、想像しやすく楽しめた。
飛龍がかわいい。