【感想・ネタバレ】家族 新・軍鶏侍のレビュー

あらすじ

いかなる時も、気高く、清く、にこやかなおしどり夫婦。小兵なれど、剣客である父を超えんとする少年……道場主・岩倉源太夫とふれあう清々しい人々。〈「軍鶏侍…か」十九年かけて敵討ちをなし、武士の鑑と讃えられた園瀬藩の英雄・大野礼太郎は、岩倉家の庭でぼそりと漏らした。その大野が突然の乱心を起こし、岩倉源太夫に上意討ちの命が下る。長い歳月を孤独のうちにすごさねばならなかった藩士の胸の内とは(『孤愁』)〉。淡々と、しかしはっきりと移ろう園瀬の日々に、家族の姿を浮かび上がらせる珠玉の四編を収録。好評「軍鶏侍」シリーズ、新展開の第2弾!

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Posted by ブクログ

新・軍鶏侍シリーズの第二弾。

本編軍鶏侍のように、ぎゅっと詰まった感じのシリーズではないが、岩倉源太夫が剣の道を極め、できることなら早くに隠居をし、道場を開き、一生を剣に、、、と。

藩の内政改革にも関わり2年をおいて道場を開くことを藩主より許された。藩士のための道場である。

そこで少年らを教え導くことにより、本人も人との関わりを持つこと、教え導くことを学び、育つ。

この新シリーズは、道場主となって、身分が安定し、そこでの弟子や家族、本人が事件を通して成長してゆく。

この第二弾は主に家族に視点を置く。

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2019年08月30日

Posted by ブクログ

シリーズが長期化して、初期の登場人物や人間関係を忘れがちだが、そんなことを気にせずサクサクと読み進められるのがいい。安定期通り越して円熟期。

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2020年08月07日

Posted by ブクログ

龍彦は一目惚れで幸司は相惚れか。えらいことになった。
にウケた。この1冊を象徴する、ステキなひとこと。家族の移り変わりが端的に表されている。
仲良きことは美しきかな、のご夫婦が多くて、読後感がよい。

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2019年06月13日

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