【感想・ネタバレ】信長の軍師 巻の一 立志編のレビュー

あらすじ

美濃の僧・沢彦宗恩(たくげん・そうおん)は那古野城の平手政秀の招きで尾張を訪ねた。政秀は織田弾正忠家三代に仕える家老で、当主信秀の子・吉法師(きちほうし)の傅役(もりやく)でもある。吉法師は神童との誉れもあったが癇癖が強すぎたため、沢彦に師を懇願したのだ。彼の聡明さに触れた沢彦は「乱世を薙ぎ払う逸材」と直感、依頼を受ける。だが、沢彦は臨済宗妙心寺派の最高位をつとめた美濃の宝である。乱世の最中、様々な嫌疑をかけられ苦闘する……。陰のヒーローに着目し、驚異の新説で歴史ファン、信長ファンの度肝を抜いた超巨編、全4巻の第1弾!

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Posted by ブクログ

尾張織田弾正忠家に生まれた麒麟児吉法師。その才能は一部の者からしか認められていなかったが、乱世を終わらせる英雄に育てるべく傅役の平手政秀は美濃の沢参を招く。会うや沢参もその才能を見抜き武術、学問を吉法師に施すことになる。戦国、安土桃山時代には多くの臨済宗の僧侶が軍師あるいは相談役として各国の大名に招かれているが、僧侶(軍師)の視点から描写された信長伝が面白い。

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2019年11月02日

Posted by ブクログ

信長の師沢彦宗恩。立志編は主人公が謎の多い人物なので作家さんの創造性が良く練り込まれた作品。京都で助けた朱鷺と翡翠親子がこれからどの様に絡んでくるのか楽しみ。

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2023年09月10日

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