【感想・ネタバレ】当たらぬが八卦 占い同心 鬼堂民斎のレビュー

あらすじ

易者にして隠密同心、双つの顔を持つ江戸の新ヒーロー登場! 市中を騒がす悪事も色恋も、筮竹(ぜいちく)と名推理で一刀両断! 「悩み解決します」の看板を掲げ、芝金杉橋を中心に座る易者・鬼堂民斎(きどう・みんさい)。二枚目なのに女房には逃げられ、同じ長屋に住む艶(あで)な元深川芸者・亀吉姐さんにも相手にされない34歳。だが、その正体は南町奉行所の隠密同心であった。二本差しを筮竹に持ち替え、市井を賑わす恋の悩みや悪巧みをバッサリ大解決!を目指すのだが……情味豊かなユーモア満載の人気シリーズ全5巻一挙電子化、鮮烈の第1弾!

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風野真知雄さんの小説が好きで、割りと沢山読んでいます。
この作品も、他の作品の登場人物がチラリと出てきたりして、最初からワクワクして読んでいました。
内容も、風野さんの作品らしくライトで読みやすいのに、人間の心情をしっかり掴んでいて、私も共感しながら読み進められました。
占いで隠密同心ってめっちゃ面白い!よくこんな設定を思いつくこと。流石ですね。
人間の駄目な部分もあり、主人公に凄く人間臭さを感じる。そして最終的にしっかり前に進んでいく。これが、風野真知雄さんの作品の大好きなところです。

#笑える #癒やされる #深い

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2023年04月12日

Posted by ブクログ

意地悪で了簡が狭く小心で見栄っ張り
いい加減で上には弱く下には滅法強く、自分さえ良ければいい。けちのくせに他人の金にはだらしない。しかも口が臭い
これが民斎の上役だそうです
話はよくある話
そして鬼ヶ島?松浦静山?雙星?
どこかで聞いたことのある人物が登場してきたなぁと思ってると、話は終わってしまいました。続きを読むしかないですね

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2020年12月24日

Posted by ブクログ

南町奉行所の隠密同心さんが主人公。
占いが得意で、市井の人々の占いを通じてヒントをゲットして事件を解決するっぽい。

ペットはふくろう。
上司は幼馴染のダメ男。
江戸で一番運が良く、江戸で一番口臭がヒドいヤツ。

主人公は「とりあえず二枚目」の34歳。
おっぱいが大きくてお気に入りだった奥さんは失踪したらしい。

平日の午後4時くらいに一話完結の大江戸モノって感じでユルくテレビでやってたら人気が出そうな感じ。

ちゃきちゃきした文章で、クセのある登場人物たちが生き生きとしているし、たまにクスっと笑える表現があって、やっぱり風野さんのお話は気軽に楽しめるな。

まぁ、このシリーズも最後が尻切れトンボになるかもしれないけれど、その点はそれほど期待をしないでしばらく楽しませてもらいます(笑)

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2018年07月03日

Posted by ブクログ

シリーズ第一弾。

表向きは易占いをやっているけど、実は隠密同心の鬼堂民斎が主人公。
何も考えずに軽く読めちゃいます。
チラっと登場した、田所一平太って、同著者の「姫は、三十一」に出てこなかったっけ?と思っていたら、終盤には松浦静山も出てきました(ただ・・・残念な事に)。
今後、鬼堂家がどうなるのか、気になります。

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2016年06月20日

Posted by ブクログ

シリーズ第一弾
家系的に占いをこなす隠密同心鬼堂民斎
どうも短編構成だが、よくあるパターンで背後に謎が?
いなくなった妻は敵対する一族?
妻はくノ一の雙星と松浦静山も登場?

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2016年02月12日

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