【感想・ネタバレ】もう、いいでしょう。【合本版】のレビュー

あらすじ

珍しく事前通達のない婚約者の訪れ。一番小さな面会室に足を運ぶ。
「惚れた女に子供ができた。婚約破棄をして欲しい!」

神の加護を持ち、民に愛される巫女姫皇女 アレクサンドラ・アーレルスマイアーに、憎しみに溢れた表情で伝える婚約者でもある騎士。
望んだ婚約ではなかったが、彼にとって、唯一優しい存在でありたかった、私にとって唯一の在り処であったように。


「もう、いいでしょう」

周囲から虐げられてきた皇女が、国を捨てる覚悟を決める。

そして彼女を虐げてきた人々への報復が始まる。まさに因果応報――。
「小説家になろう」で人気の作家・綾瀬紗葵が描く痛快「ざまぁ」物語!
ライトノベル『もう、いいでしょう。』

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ネタバレ 購入済み

書かれていないことが多くて…

 他の方のレビューにもあるように、断罪の説明が長かったり、すっきりしない感はありますが、私は面白く読みました。
 帝国に行った後、例えばマルティンの兄たちに奇跡を起こす(彼女の作る秘薬は効果絶大らしいから)とかありそうではないですか?
別話(続編?)としてマルティンサイドの話を出してほしいですね。彼の幼い頃からの話とか、彼の神の加護がどんなに過酷だったかとか、そこでアレクサンドラの神の加護の内容だとか、二人の出会いだとか、皇国のその後とか、私は読みたいですね

0
2023年10月01日

ネタバレ 購入済み

The ざまぁ

始めは、タイトルがどこに繋がるかわからず、読み始めました。
主人公の婚約破棄から始まり、家族と関係改善、新しい婚約者との幸せな関係に安堵しつつ、「もういい」という気持ちに繋がる箇所が随所に見られ、ざまぁ!心の底からざまぁでした。
神の加護による制約がどんなものか、父が受け持っていたところが主人公にうつるのか、主人公は耐えられるのか…思うところはあるけれども、皆幸せになって欲しい。

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2023年09月10日

ネタバレ 購入済み

長い・・・。

因果応報。悪いことをしたら巡り巡ってその張本人が罰を受ける。それって重要だなと思うし、被害者からすれば溜飲が下がるというもの。
だから、わりとキッチリ罰を下そうとする作者の意図は良かったと思う。
でも、ディートフリートとかクラウディアみたいに、いつまでも自分の都合の良い解釈しかできないままでいるっていうのは、本人にとって罰なのか?と思う。いつまで経っても、周りの人間が悪いとしか思えないのであれば、いっそ朽ち果てたほうが良いのではないかとさえ思う。
ただ、きっちりやろうとするがあまり、断罪の場面が恐ろしく長く感じて、最後ちょっと飽きた。だって、各人の悪行はそれまでにもさんざん描写されてきているわけで。何度も同じことを繰り返し書かれても・・・と。
わりと好意的に読み進めてきたけど、ラストで疲れたし、皇女様と帝王の幸せな今後とかがあまり描写されてなくて残念だった。
色んな人のその後を知りたいという気持ちもあるけれど、ちょっとまた長々と飽きるような長さになってしまうのではないかという不安もある。
まぁ、余韻を残してここで終わるのが良いのかもしれない。

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2021年05月05日

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