【感想・ネタバレ】小説「二哈和他的白猫師尊」第3巻(ハスキーとかれのしろねこしずん)のレビュー

あらすじ

前世で師昧(シー・メイ)を失った天裂。いよいよ今世でもその時がやってきた。
しかし、またしても謎の黒幕の謀略によって、天裂の発生は前世より三年も早まっている。
生き返って以来、まだ十分師昧を守れるほどには霊力を高められていない墨燃(モー・ラン)は、目の前で繰り広げられる既視感のある光景に大きな焦りを募らせつつ、ついにある決断を下した。
もう一度目覚めると、そばには師昧がいて、自分も彼もまだ生きていることに歓喜する墨燃。
だが、それもつかの間、薛蒙(シュエ・モン)に衝撃的な言葉を告げられる。
数日後、失意に沈む玉衡門下の弟子三人の元へ、無悲寺の懐罪大師が訪ねてきた……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

3巻!
いちばん面白かった

毎度の如く感想書くのが遅れて、もう既に4巻半分以上読んでるけど…感想を記す

前世で師昧を失った裂け目が再び現れる
今世こそは必ず師昧を救うと誓って挑む、2度目の対峙

師昧に代わって、墨燃が結界の修復を担う
やはり今世でも、師尊は何も言わず、弟子を見捨てて去る

数日ぶりに目が覚め、やはり師尊は弟子を見捨てた!と激昂する墨燃に対して、泣き叫ぶ薛蒙
師尊はお前のために犠牲になったんだ

二哈は表紙イラストが本編のシーンを描写したものになってるけど、3巻は瀕死の師尊が同じく瀕死の墨燃を引き摺って死生之巓の階段を登る場面で、師尊の必死さが伝わる良い絵だった
あれだけ憎まれていながら、自分の命を顧みず墨燃の命を必死に救ったんだ、辛すぎるよ師尊…涙

師尊の死に皆が打ちひしがれるなか、師尊の師尊を名乗る人物が死生之巓を訪れる
彼は師尊の魂を探し出すことで、師尊を復活させられると言う……

ここから本当に続きが気になって、読む手が止まらなかった!
いつも面子を気にして、人にキツく当る師尊だけど、人魂の師尊は素直で、本来の人となりを知ることになる
墨燃が師昧を好きになったきっかけの抄手だけど、実は師尊が作ったものだった
でも師尊は色々考えすぎちゃって、結局自分が作ったものであることを隠して、師昧に届けさせていた
人魂が本能的に繰り返した、生涯で最も未練が残る後悔は、墨燃に優しくできなかったこと

そもそも抄手がきっかけで師昧のことが好きになったんだし、その抄手が師尊のものだと分かると、墨燃の憎しみは解け、情愛が芽生える

師尊ーーーっ師尊の健気さがやっと報われたね涙涙

次に地魂を探すべく、鬼界へと向かう墨燃
天官賜福の鬼界を想像してたら、意外と日本でよく聞く地獄に近い感じで、日本の死生感って中国の思想に大きく影響受けてるんだなぁ、と思った
死んだら鬼界に行って、生きていた間の徳が高ければ輪廻転生できて、生きていた間に悪事を働くと地獄に落とされる、みたいな
中国の方からすると、天官賜福の鬼界とどっちが馴染み深いんだろ?

鬼界で師尊が墨燃に再会したときに、真っ先にブチギレるのほんとうに師尊らしい笑
せっかく救ったのに、弟子で想い人である墨燃に、ただ生きていて欲しかったのに、自分の命をも投げ打ったのに、なに死んでるんだ!?て
でも本当は助けに来てくれて嬉しかったのかなって思うと可愛い

容九も良いキャラしてたね
墨燃視点で悪役に描かれるし、実際良いヤツでは無いんだけども
彼なりに必死に幸福を追い求めて生きているだけなのが何とも…生きていた頃も、鬼界でも、結局墨燃のせいで不幸な目に遭うのが
自業自得な気もするけどさすがに不憫

そうこうして、何とか師尊の魂を全部して、5年のときが経て、いざ師尊が復活しました…!!てとこで終わり
5年経って、大人になった墨燃にどぎまぎが止まらない師尊
師尊も人間だね

1巻の感想で、2人とも意固地でバカすぎるみたいなこと書いたけど、ちゃんと3巻で理由付けて回収してくれたのが良かった
天賦の才に溢れ、常に人から媚び乞われ、その惨めさを目にしてきたから、そうなるまいと弱さをおくびに出さないようにしてきた師尊
そんな師尊のせいで本心が分からず、すれ違い勘違いし続けてしまった墨燃

わだかまりが解けて、更に5年で墨燃が色気プラスして帰ってきた!
今後の2人に期待

0
2026年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

命を落とした師尊を生き返らせるため、ひとり地獄にまで乗り込む墨燃の想いが胸にささる巻だった。師尊が弟子のためにしてきたことを知ってひたすら後悔するところが痛ましくて、自分が言わないでおくこと傷つくのは自分だけじゃないということを、口下手な師尊もこの先で知るときが来るといいなあと願うばかり。シリアスで重いお話ながら師弟関係が好転してひとまずよかった!

0
2026年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5巻が出たので、溜め込んでいた3巻解禁。

この表紙のシーンは結構最初ででてきまして、あ、これハイライトじゃないのか、と思って進んだら、ま、さ、か、のーーー師尊がーーーぁ

そしてここで突きつけられる、前世の自分から続く壮大な事実誤認とそれによる自分の過ちを。
エグっ!刃物で切られるより、何十年?と自分が正義だと思っていたことがガラッと覆され、自分がただ誤って憎しみを募らせていたこととそれによる自分の狼藉を突きつけられることの方がエグいーーー
私ならここで死ねる。
墨燃、むしろここでよく闇堕ちしなかったな。

師尊を助けに行った先で容九とのいざこざ。彼もなかなか可哀想な人。

そして、復活かと思いきや5年待たせるんかいーーーー!って全員総ツッコミしたと思われる件から、この巻のラストで気がつくのです。成長した墨燃を見せるための5年か!と。作者様天才だよ!
お風呂場の再開とか、色々突っ込むところはあるけれど、師尊の理性崩壊で締めくくられて非常に良かったです。月曜朝の電車で読むものではなかったですが笑

墨燃の事実を突きつけられてからの悔悛、塩師尊の復活した後の感情溢れるところなど、情緒を相変わらず揺さぶってくれる。はー堪らん。

2025.4.13
74

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ようやく読み終えることができました。
感情のジェットコースター小説。どこで急降下してしんどくなるのか分かってるので、その附近に近付いてくると読むスピードが遅くなる……(^^;
今世の墨然が「自分は前世なんであんなに愚かだったのだろう。」と疑問に思い始める……⇽今後の展開が分かっていると辛いなぁ߹-߹
楚晩寧と墨然の心情の機微、揺らぎがこんなにも繊細に表現されていたんだなと、改めて「日本語訳ありがとう」とい気持ちになりました。
微笑ましい雰囲気♡で3巻ラストを迎えて一息つけました。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わって…読み終わってしまった…3巻…!!!!!

いったい何が始まるんです?てかこの不穏すぎる表紙はなんですか?????と読み始めた3巻。何も!何一つ!ネタバレを踏まずに読めて本っとうに良かった…もう没頭しすぎて、103章までぶっ通し正座で読みました。ずっと咽び泣いていた。
ああ、良かった…と思ったのも束の間…なんか200hellなミッションが。師尊の魂キャッチ!(そういう雰囲気ではない)(moon)のあたりはここ、『鎮魂』でやったところだ!(柳もだけど)となったりも。大脱走のシーンがかなり好きです。ギャグとシリアスと萌えシーンの塩梅が絶妙すぎる。そして、たんぽぽーー!!!たんぽぽ、ナイスたんぽぽ。ナイスアシスト鬼王笑。

前世では知らなかった、知ろうとしなかった師尊の真心に触れ、墨燃の凝ったこころが溶かされ浄化され、が、もうーーーー〜…泣
でもぜんぜんトラウマ解消されてなくて!!修行中ずっと後悔に苛まれ贖罪し続ける姿が辛いけど2生の彼らしくて悶える。そして再開したあともずっと自信なさげなの、大きな子犬、...師尊は師尊でなんか、リミッタ〜破壊されましたてへみたいな終わり方(BL的にはやったー!だけどなんかすごい不穏笑)なの何?、??!!ってなりましたが、4巻は噂のムラムラ村が登場するとのことなので、全員、(エロの)衝撃に備えよーーーッッッッ

※最初に書いてたレビューがアプリの不具合で時空の狭間に吸い込まれてしまった為、若干読後のグルーヴが損なわれた状態でお送りしております。

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2025年01月17日

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