あらすじ
稀有な力を持ちながらも地味で無能と揶揄され、華やかな妹と比べられてきた侯爵令嬢のフィーヌ。ある日、婚約者である公爵子息はフィーヌに濡れ衣を着せ、婚約破棄を告げる。「公爵家が豊かなのは私の力ですが、妹を選んで後悔しないでくださいね?」――ようやく愚かで間抜けな婚約者から解放されたフィーヌは、自分を認めてくれた辺境伯のために存分に力を発揮し、資源がない荒れ地を豊かな領地へと発展させていく。一方、歯車が狂いだした公爵子息はフィーヌの偉大さに気づき、必死に取り戻そうとするが…。
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どんな神様?
捨てる神あれば拾う神あり!?
うんざりする婚約者からの婚約破棄、「やったー」と大喜び後は浮気相手の妹にのし付けてどうぞ!そしたら婚約破棄の3文芝居に利用された辺境伯から求婚が、「責任とらなくていいのに」と迷ったけど親のプッシュと荒れ地の領地再生の遣り甲斐につられ快諾、で初夜の日夫の「シェリー以外側におくつもりはない」と言うのを盗み聞いてしまう、愛人と誤解で2年間子作りはしないと宣言!夫可哀想、同じベットで寝てるのに可哀想。
結局御約束、シェリーは馬でした! 夫可哀想。
どういう頭脳構造しているのか謎の元婚約者と妹への復讐、一気にスッパーではなく計画的に罠に嵌めつつチミチミネチネチと追い詰めて身ぐるみ剥ぐ?いいねいいね嫌いじゃないよ。
ところでヒロインの価値と妹の無価値を分かってそうなヒロインの実家、姉には辺境伯をプッシュ、妹には結婚の意志の確認を、その後気配を消して介入した形跡が無い、こうなることを予想してた? タヌキです、妹どこに片付けられるやら?
面白かったです。
土の声を聞けるヒロインを蔑ろにする、婚約者。
その婚約者を、誘惑する妹。
おバカな婚約者に、最後までおバカだった。
辺境伯は、ヒロインに惹かれ、ヒロインを大切にする。
ザマアもしっかりと。
そして、2人はハッピーエンド。
カッコいい
どうも噂の悪女でございますの様なカッコいい表紙で、表紙に負けないカッコイイ女性でした。浮気を疑った部分だけはその女性らしくありませんでしたが、それも愛するが故かな?と
匿名
スッキリさっぱりしました。
フィーヌが幸せになって良かった。
公爵家の嫡男と妹は落ちる所まで落ちて、その先はどうなったのかしらね。あの二人のその後をも少し読みたかったです。
因果応報
最後にバシッと復讐を果たす読み物は結構ありますけどこの作者さんは完膚無きまででスカッと具合が違いますね。他の作品に比べてもコレは徹底的に最後の一手まで追い詰めてるところがすごい。誰をって、ヒロインを捨てた元婚約者と、その婚約者を奪った妹を。ヒロインは優秀だし思慮深いけど悪女の素質ありますね。続編も期待します。
面白かったです
作家さん買いです。お馬鹿な婚約者は、ヒロインの真の姿を理解しませんでした。そのお陰で素敵なヒーローと出会いましたね。まさに極上の結末でした!
読後感スッキリ
ヒロインは稀有な能力を持っているにも関わらず、婚約者と妹に貶められ婚約破棄します。その時に知り合ったヒーローと結婚した彼女は反撃を始めます。あまりにも鮮やかにザマァする彼女にスッキリしました。ヒーローもしっかり腹黒で頼もしい限り。
やりすぎとは思いません。元婚約者も妹も、ヒロインにやろうとしたことは許されることではないのですからね。二人に阿っていた人達は、自身の行動を振り返って背筋の寒い思いをしていることでしょうね。
次々と相手を突き落としていく仕返しの凄さにスッキリしました。
でもここまでアホは元婚約者は、いくら家柄が良くてももっと早いうちに、周りから見放されそうな気もするけどね。
スカッと
作者さんらしいよく考えられたお話でした。
神恵という不思議な能力が一部の人に備わっている世界で土の声が聞こえるという目には見えない曖昧な力で婚約者に冷たい態度を取られていたヒロイン。一応神恵の力はあるものの元々の本人のスペックが高いヒーロー。そして絵に描いたようにお馬鹿な元婚約者と妹。ヒロインがヒーローに愛人がいると誤解するあたりは先が読める展開なので不必要だったかと思えましたが、その後のザマァは手加減なくスッキリしました。