【感想・ネタバレ】蜂に魅かれた容疑者 警視庁いきもの係のレビュー

あらすじ

新興宗教団体にかかわる事件で警視庁が緊張に包まれる中、都内近郊ではスズメバチが人を襲う事故が連続して発生。中には、高速道路を走る車内に蜂が放たれるという悪質な事例も。平穏な日常を脅かす小さな「兵器」に、窓際警部補・須藤友三と動物大好き新米巡査・薄圭子の「警視庁いきもの係」コンビが立ち向かう。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
須藤・薄コンビがトンチンカンな会話を重ねつつ、鋭い推理で真相に迫っていく。
あくまでも、人間より動物を優先する薄。あまりに突飛な聞き間違い、言い間違いをする薄。しかし、動物に関する半端でない知識と、その知識の上に成り立つ推理力を持つ。このアンバランスさに対する常識を備えつつ、それなりに薄を評価する須藤。
本作は蜂がキーではあるが、最後にどんでん返しが用意されている。
テンポが良くて、妙な会話に引き込まれ、気が付いたら一気読み。
人のいい若手刑事、田之倉は、今後も登場するのだろうか。

0
2017年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は長編。対象は蜂。蜂だけでこんなに話が盛り上げられるのがすごい。動物だけでなく植物にも詳しい薄。人間<動物っていう考え方が面白い。着眼点が人と違うんだろうな。読み応えありました。次巻も楽しみー。

0
2017年08月02日

「小説」ランキング