【感想・ネタバレ】ノノノノ 2のレビュー

まだオリンピックに女子スキージャンプの種目が無かった時代。
叶えられなかった父の夢を叶えるため、双子の兄との約束を果たすため、本来ならば女性であるためオリンピックには出場することができない主人公の野々宮ノノは、男装することでスキージャンプでのオリンピック金メダルを目指す!

岡本倫先生といえば『エルフェンリート』、『極黒のブリュンヒルデ』などのダークファンタジーの印象が強いですが、本作はスキージャンプをテーマにしたスポーツマンガ要素とクセが強く魅力的なキャラたちの掛け合いを楽しめる作品となっています。

本作には「皇帝」と呼ばれる、当たり前のように後輩にダンベルを投げつけ暴君のように振る舞い、デリカシーの欠片もない発言をし続ける尻屋潔(しりやきよし)というキャラクターがいます。しかし、この尻屋がいざスキージャンプの大会になると、とんでもなくカッコいいキャラクターに変化します。
キャラクターが魅力的だからこそ出せるギャップを是非とも体感して頂きたいです!

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Posted by ブクログ

1巻から予感はしていたが、
ホントに男装がバレるかどうかの話しかしてないじゃないか。
それかこじれる恋愛事情か。
スキージャンプ漫画としては大丈夫なんだろうか。

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2011年07月27日

Posted by ブクログ

どうもこの作者だからというか、オビでも「超展開」とうたわれるしネットで目にする読者評でも「とんでもないことになる」という声が目立って、読んでいていつ全てが狂い出す地雷が爆発するかと身構えてしまう。
予断をもってマンガを読むのはあまりいいことではない。フタを開けてみれば意外にまっとうなので困ってしまった。

いや冷静に考えれば幻影とかガチ変態な尾形とか寮を出るいきさつとか皇帝とか、いろいろ狂ってはいるんだけど、こんなものはたとえばチャンピオン漫画で鍛えられた読者にとってはなにほどのものでもあるまい。
むしろコウロギ・天津との歪んだ三角関係とか、野々宮の秘密がいつバレるか分からないサスペンスとか「普通の」みどころがきっちりあって純粋に「普通の」マンガとして楽しめる。『ノノノノ』に関しては変に身構えずに素直に楽しむのが正解なんだろうな。もし驚異の地雷が埋められていたとしても、身構えてない方が破壊力はデカくて楽しいわけだし。

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2009年10月04日

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