【感想・ネタバレ】秋期限定栗きんとん事件 下のレビュー

あらすじ

ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど……ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。小鳩君と小佐内さんの再会はいつ?

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ネタバレ

二人の再開はまだかまだかとやきもきしつつ読み進めて、最後に驚かされてしまったのは私が小市民、もしくは瓜野君サイドの器だからか。夜の公園でかわす婉曲な言葉のやりとりがなんとも二人らしい。メインの事件を追うのも楽しいが、合間に挟まる小鳩くん仲丸さんのエピソードには苦笑しきり。

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2026年06月04日

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ネタバレ

最後の放火現場でのシーン、終盤まで体面しなかった2人がようやく出会い、不謹慎ながらも目の前での火災や建物の破壊など高揚を感じてしまう異様な状況も加わり独特な楽しさがあった

瓜野君が小山内さんにボコボコにされている様子は可哀想でもあるがまあ正直それまでの振る舞いを思うと痛快
氷谷君が犯人だったと知った時や月報船戸の放火事件締め括り記事を読んだ時のリアクションも知りたい それはあんまりにもあんまりか

最後小山内さんと小鳩君が独自の言い回しで相手への想いを告げるのがとても良い

面白かった

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2026年03月12日

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ネタバレ

上巻に続く解決編。展開が早いので飽きることなく楽しむことができた。
小市民を目指す2人がスイーツを食べながら話すところを再び見れたのが嬉しい。

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2025年11月29日

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ネタバレ

小市民シリーズ第3弾
前回の夏期限定から2人はどうなっていくのかと思ったら、最終的にそういう結末になるなんて!!
米澤穂信先生さすがです!!2人のこんな関係はどうやって小説として起こされていくのか気になります。
日常ミステリーの真骨頂ですね。あ、今回はちょっと日常は少し超えてますが…
栗きんとんがそこに繋がるとは……

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2025年08月22日

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ネタバレ

解決編の夜にふたりが本当に楽しそうに話しているのが微笑ましい一方、そりゃあ小市民になれるわけないよと思ってしまうほどの頭脳と行動力で大満足でした......!

ともあれ、終盤の会話劇が好きすぎてかなり深く読み込んだのだけれど、小佐内さん、めちゃくちゃ小鳩くんのこと好きじゃない!? 夏期限定のラストからしばしば思ってたけど、言葉の節々に「小鳩くんしかいない感」が滲み出てる。「次善」も本心はもちろん、小鳩くんの意見を尊重するために1歩引いた表現にしている感じもするし、もしかしたら思っていたよりも小佐内さんは乙女なのかもしれない。

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2025年08月17日

匿名

ネタバレ 購入済み

堂島君が魅力的に描かれている。小鳩君と堂島君の関係性も良い。物語の佳境では、嘘で塗り固められた人間関係が崩壊。かなりビターな内容だった。

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2025年02月07日

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ネタバレ

下巻に入るとますます先が気になって気になって、どんどん読み進めることになりました。
読み終えて思ったことは、ただひとつ。
「瓜野くん、がんばれ・・・!」

ネタバレしたくないのですが、どうしてもネタバレになりますので、以下未読の方は要注意です。

連続放火事件については、小鳩くん、小山内さんともに違う方面からアプローチしていたようです。小鳩くんが新聞部の五日市君を協力者として仕組んでいたことには、さすがというか、すごいというか、そんなことをしていたのかという驚きがありましたが、小山内さんはやはり「復讐」のために動いていたということでしょうか。あぁ、本当に怖い子。
久しぶりに向き合って話すことになった二人は、離れていた間のそれぞれのパートナーとのことや、パートナーについて、「糠に釘」だとか「他愛ない」だとか評します。(ついつい、「他愛ない」の意味をもう一度きちんと調べてみてしまいました。)この二人と彼らの間には大きな溝があることをはっきりと認識しました。良い悪いとか、優劣ではなく、もう性格だとか考え方からして混ざりあうことができないのです。その点、健吾はちょっと特殊かもしれません。この溝をひょいひょい飛び越えてどちらでも健吾として存在感を示せそうです。
仲丸さんはともかく、瓜野くんについては、「もうやめてあげて」と思ってしまうほど、彼の自信過剰さやプライドの高さを、小山内さんや、間接的に氷谷くん、五日市くんに、無残にもぶち壊されます。これが彼にとって将来的には良かったと思えるといいな、「瓜野君の未来に幸あれ」と思わずにはいられませんでした。それまで、瓜野君の強気で、周りがあまり見えていないような突き進み方に、私だって良い印象は持っていませんでしたが、ここまでやられてしまうと、「瓜野くん、がんばれ・・・!」と思ってしまうものです。

さて、小鳩くんと小山内さんは、「小市民を目指す」ことから若干の方向転換をしたのでしょうか。二人はまた一緒にいることを決めます。高校生活もあと半年、というところで本作は終わります。

読んでいてたまに「ん?」と思って、読み返すことが数回あります。前後関係がつながらないな、と思ったり、この会話の流れがわからないな、と思ったり。これは筆者の責任ではなく、完全に私の理解力のなさ、読解力のなさが原因なのですが、こういったことを考えてみるに、どうしたって私は小鳩・小山内サイドの人間ではなく、瓜野くんサイドの人間なんです。二人には「他愛ない」と言われそうなタイプなんです。だから、最後は瓜野くん寄りの感想になりました。
「小市民」でない二人の、賢さ・行動力・執念にますます恐れ入ったという作品でした。

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2026年01月13日

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ネタバレ

小市民に俺はなる!!と言っておきながら、相変わらずどう見てもその気が感じられない小鳩、小佐内コンビ。
学校に名を残したい小佐内さんの彼氏とそれを操って悦にいる犯人、承認欲求という自意識の葛藤という共通のテーマが(たぶん)ありました。

「コケティッシュ」というこの小説ではじめて知ったワードの自分の中での代名詞が小佐内さんになりました。
コケティッシュ小佐内。ズルいなこのキャラ。(アニメでも存分に発揮されてましたね)

このシリーズ、なんでスイーツを絡ませるんだろうと思ってましたが、大抵ビターな感じで着地する謎解きをスイーツを食しながら行うアンバランスさがミソなのだと勝手に解釈しました。

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2025年12月15日

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ネタバレ

 怒涛の解決編だった。あまりの面白さにイッキ読みしてしまった。上巻から丁寧に紡がれて来た様々なことが収斂する快感⋯!
 連続放火の思いも寄らない真相が残す、ちょっとした苦味によって、とある人物のことが心配になった。立ち直れるだろうか。

 このシリーズはとにかく、事件解決後の後日談的なエピローグで、もうひと驚きあるのがステキなのだが、本作の締めのシーンもまた良かった。秋期限定栗きんとんもとてもおいしそうである。小鳩くんと小山内さんの関係性からますます目が離せなくなった。

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2025年11月25日

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ネタバレ

小市民になりたい小鳩くんと小佐内さんのお話し
人が死なないミステリーだから心が重くならずに読めて良い

瓜野くんはずっと掌の上で転がされてるなーってことがわかるからちょっとかわいそうにもなってしまう。。。

小鳩くんと小佐内さんの組み合わせが大好きだから
とっても嬉しい終わり方でホッとしました。

最後の火災現場での2人の出会いと、その後の公園でのやりとりの情景は美しいなと思うと同時に木の後ろで「もういいかい」をして待ってる小鳩くんを想像すると笑えてしまう。

「糠に釘、「他愛無い」で声をだして笑ってしまった 笑

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2025年11月04日

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ネタバレ

小市民シリーズはそういえばミステリー小説でもあったんだというのを再認識させられた。連続放火魔を捕まえるために動いていた、小鳩くん。小鳩くんに放火魔だと疑われ、彼氏の瓜野くんからも犯人はお前だと言われたけど、実際は犯人を探している側だった小佐内さん。

まず、私自身が完全に小佐内さんが犯人だと思っていたから完全に騙されたし、小鳩くんの推理力や小山内さんが実は瓜野くんに対して自分自身が完全に無能だと思わせる完全な復讐をしていたところを見て、小市民の志からかけ離れた本性を見れて面白かったし、なんだかぞくぞくした。

最終的に、私たちは2人でいるべきだねと、2人がまたペアを組むことになるのだが、やっぱり2人でいるからより良いんだよなと思った。

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2025年09月10日

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ネタバレ

犯人が瓜野くんに言った「ごめんな」。
これは色んな意味が含まれる本心だったんだろうな。
でも、そこで犯行を辞められなかった…

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2025年08月29日

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ネタバレ

前作の続きとなります。

やはり小佐内はブレないということを感じながらも面白く読むことができました。

結局環境は変わりながらも根本は変わらない2人でしたが、安定しながら面白く読むことができます。

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2025年08月28日

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ネタバレ

放火犯の正体は読んでいて分かっていて、動機は瓜野を学校新聞で有名にしてあげたかったのかなと思っていたのですが、ただ馬鹿にしていただけとの事。残念でした。
結局、小佐内さんと小鳩くんは仲直りで栗きんとん食べれて良かった。
あと二作あるみたいですね、絶対読んで見届けようと思います。

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2025年08月13日

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ネタバレ

この物語はスッキリして片がつく。小山内さんが瓜野くんを論破してスッキリ。氷谷くんかぁでスッキリ。怪しすぎ笑。小山内さんと小鳩くん、遠回りしたねでスッキリ。仲丸さんの存在意義がわかってスッキリ。

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2025年10月18日

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