あらすじ
大奥に将軍家斉の子を殺めた輩がいる……。小姓組頭・林出羽守は獅子身中の虫を炙り出すべく、大奥を探る女を用意せよと妾屋昼兵衛に厳命。白羽の矢が立ったのは仙台藩主の元側室・八重。だが、かつて体を張って彼女を守った大月新左衛門も場所が大奥では何もできぬ。女の欲と嫉妬が渦巻く大奥で八重の孤闘が始まった。読む手が止まらぬ第四弾!
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Posted by ブクログ
八重さんが将軍側室の子を刺客の手から守るために、林出羽守の依頼によって大奥に入る。
あくまでフィクションながら、権力と女の嫉妬が渦巻く大奥ならあり得そうで怖い。入って数日で既に大活躍を見せる八重さんだけに、一巻では収まりきらず次巻まで続くようです。
しかし小番組とはおかしくも恐ろしい荒技があったものですね。確かにこれをやられると効きそうです。
Posted by ブクログ
妾屋シリーズの④です
面白い!上田先生の作品は最近ハマリ中なのですが
この作品は主人公含めた人物像が魅力的
過去の歴史の鍵みたいな話は少なくて
この商売独自のキモからくる駆け引きと、将軍小姓
が狙う策謀との戦い・・・取り込まれるのか?
今回から大奥に八重が潜入します