あらすじ
灰狼衆からの逃亡。壬晴と宵風は萬天の里を目指す。気羅によって肉体の限界が近づく宵風。そして、ついにその時が――…。死か、消去か。
(C)2008 Yuhki Kamatani
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この巻で一つの物語が終わりました。
穏やかな最期を迎えられて良かったと思いつつも、悲しいです。
宵風の穏やかな笑顔が、9巻の最後で笑いあう二人の笑顔と重なって、涙が止まりませんでした。
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宵風ぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええっ!(うるさい
うぅぅぅううう
この巻はホントに泣ける。
そして綺麗すぎるんだよぉおおくそぉおおっ(誰
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絵が相変わらず素敵な10巻っ。
とうとう宵風がピー(自主規制)に…orz
みはる君と宵風がやっと心から分かり合えたのに、
現実は辛いですね。
一度ストーリーが完結してしまったような気がするので、
11巻はどうなるんでしょうか?
Posted by ブクログ
この巻で完結かと思っていました。
秘術が発動して、ふりだしにもどって、きれいな終わり方だなぁと思ったのですが、このお話は、まだこの先をかこうというのですね。
これは、先をぜひ見てみたいです。
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感動の涙の一冊。
まだまだ続くけれど、ある意味折り返しで、ある意味もう一つの最終回みたいな
そんな話だと思いました。
自然と涙がこみ上げてくる感じ。
最後まで笑ってて
相手を思いあって
そして幸せになれて本当によかった。
君は確かに生きてて、君は確かにボクの中に存在してるよ。
と宵風に伝えたい。
Posted by ブクログ
この巻でいったん一区切りだと思うので。
6巻あたりから、ぐんぐんと加速度が増していって、今巻でサクレツした感じ。
出てくる登場人物、浮いている人がほとんどいない(私は雷鳴が素直で大好きだ)。みな、作品の世界で役割を果たす。
ただ、時折画が微妙になる(足の細さのバランスとか)とか、ストーリー的にも、宵風の過去は核心については語られなかったし、壬晴の気持ちのありようも、個人的には腑に落ちなかったんだけど、それを薙ぎ倒すパワーと、心の揺れ、そんなエネルギーがあふれている。
自分の心の中に、「孤独」を飼っている人なら、揺れると思う。きっと。
中にぐわーんときたら、最後のピンナップは泣けるだろう。
宵風の帰る場所は、やっぱ雪見のところなんだと思う。彼は雪に抱かれて逝き、雪の中で手を振る。「壬晴は助けて萬天に帰す」「僕は雪見のところに帰りたい」…実は雪見との絆の方が強いんじゃないか、とか、ちょっと思ったりもする。
※しっかし、森羅万象が発動したときの風魔の顔、なんというか、正直、服部よりもうさんくさい。