あらすじ
オルガ女学院に転校生・パティがやってきた。パティは大国バローダの第一王女、つまり、本物のプリンセス。転校初日からわがまま放題な彼女は、ヴェロニカから特別室を奪い取り、カーリーを自分の召使いにしてしまう。そんなパティが心に秘めた、切ない恋とは――。シリーズ第二弾。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
シリーズ2冊目。面白かったです。
当時のインドのことは知らなかったですが、歴史の波に少女の身では翻弄されてしまうのではないでしょうか。プリンセス、パティの決意がかっこよく、そして切なかったです。でも彼女は前を向いてしっかり生きていける女性です。ヴエロニカにも彼女の信念、野心があり、そうだったのかと可愛らしく思えました。
そして、主人公シャーロットにとっては転換点。母のこと、弟のことを知ってしまいます。シャーロットとカーリーはどうなってしまうのか、次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ
1巻ではまり早速2巻目。
ローマの休日かっ!と思いきや、最後に見せた王女さまの決断に涙がでそうでした。
そして、主人公・シャーロットとルームメイト・カーリーのヒンディ語のレッスンシーンが好き♪
ヒンディ語がまだよくわからないシャーロットに甘い言葉を言わせて「たまらん・・・・・・」と言うカーリーが私にはたまらん(笑)
シャーロットから好みのタイプを聞き出しメモしたり、身長を伸ばそうと吐くほど牛乳を飲んだり、色々なものを背負っているカーリーが垣間見せる普通の少年っぽさが微笑ましくて、このままでいれたらいいね、と思わずにはいられませんでした。
これから時代が、国が、大人達が、そうはさせてくれないのがわかるだけに。
そして先が気になって、3巻目もイッキに読んでしまうのでした・・・
Posted by ブクログ
破天荒王女様の求めたものは。
オルガ女学院に藩王国の王女パティが転入してきた。ヴェロニカからトップと特別室を奪い、シャーロットからカーリーを奪い、女学院を嵐に巻き込んだ王女様の目的は、愛する人との駆け落ち。事情を知ったシャーロットたちはパティに協力するが——。
主人公たちには絶対秘密はバレない。少女小説の肝である。ある程度のところまで読むと、新聞記者のエドワードが英国諜報部であることは読める。それでも一縷の望みをかけて、英国を裏切ってイスラエルに行くのかな、と思ってしまうのだ。しかしそこに待っていたのは、王女パティの誇りある決断。そして裏切り者だったはずのエドワードによる幸せになれ、という言葉。あとクールなはずのお姉様。存分に少女小説である。大満足。
とうとうエセルが正体を明かし、シャーロットに選択を突き付ける。カーリーの限界が来ているのは明らかであり、この結末は想定内。こちらも、それでこそ少女小説。続きもまだあるのでとても楽しみ。