【感想・ネタバレ】新装版 一絃の琴のレビュー

あらすじ

直木賞受賞作。土佐藩の上士の娘・苗は、祖母・袖の嗜みであった一絃琴を5歳の時に初めて聴き、その深い音色に魅せられた。運命の師有伯と死別した後、結婚生活で一度は封印したものの、夫の理解を得て市橋塾を始め、隆盛を極めた。その弟子となった蘭子は苗との確執の果て、一絃琴の伝統を昭和に伝える(講談社文庫)。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

宮尾登美子さんは寺田虎彦邸で一絃の琴の奏者、人間国宝秋沢久寿栄さんの演奏に感動され、この本を描くきっかけになったとあとがきにありました。
読み終わって、いま、一絃の琴の音色を聴きたくなり、ネットで検索すると、
苗の演奏の描写が一絃の琴の世界だと思ってしまいました・・・。
モデルになった方々の演奏を聴けないのがとても残念です。

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2011年01月06日

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