【感想・ネタバレ】岳飛伝三 風塵篇のレビュー

田中芳樹

宋の復興をめざして戦う忠臣たちに対し、金の兀朮は大軍をもって南下し、その息の根を止めようとする。だが、岳飛と並ぶ名将・韓世忠と才色兼備の女将軍・梁紅玉の夫婦が、金軍の前に立ちはだかった。激闘の結末はいかに！？ 中国史上最大の英雄岳飛を描いた一大スペクタクル、第三巻。

[ブクログ · ★★★☆☆]

国のピンチ→心あるやつが頑張る→国賊系役人やカスな王様が邪魔する→頑張ってるやつが何もできなくなる→国がピンチを何回繰り返すんだよ… 読んでるのが辛くなってきた。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ギューコー負け過ぎ。ウジュの偽物ばっかつかまされ過ぎ。岳飛、よく出来た息子なのに、何回殺そうとすんねん。しかも全然たいしたことのない理由で。そんなこんなで、ちょっとう〜ん…って思えてきた三巻でした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

３巻になって、だんだん登場人物に愛着が沸いてくるようになった…ていうか、中国風の突き放すようなストーリー展開に慣れてきたのかも。いやもうどんどん死ぬから（笑）しごくあっさりと。高宗あんまり世間知らずで情けなさ過ぎる。主家のためにバタバタ死ぬ。しかしそれにもだんだん慣れてきたよ（笑）それにしても次々現れる好漢に、すでに記憶することを放棄しているワタシだ。昔水滸伝とか読んだときはもう少し識別できていたような気がするが、単にボケたのかそれとも本のせいなのか。