あらすじ
『婿殿開眼』に始まる「算盤侍影御用」シリーズなどが絶好調の牧秀彦氏、新シリーズ始動!
時は江戸幕末、深川にある甘味屋・笑福堂では主の十兵衛が作る美味しい菓子と、妻のおはること遥香の笑顔が評判を呼んでいます。しかしこの二人、夫婦というのは世を忍ぶ姿。国許で主君の側室だった遥香と、その娘・智音を暗殺から救った十兵衛は、三人で江戸へと逃れてきたのです。身分違いな恋心を胸に秘め、二人を命がけで守り抜くことを誓った十兵衛の前に、穏やかな暮らしを打ち破る不審な侍が姿を現し……。すがすがしい人情譚とスリルあふれる剣戟をお楽しみください!
感情タグBEST3
面白い
なかなかテンポ良く一気に読みやすい。
内容もわかりやすく、次がどうなるか気になり
次本も読みたいです。
5巻セットはでていましたが3巻からのバラ売り
を検索しています
Posted by ブクログ
読みやすくキャラも立っていて続きが読みたい。特に脇役が面白い。急に終わっているが続編ありきで書いたのだろう。これから活躍しそうな面々だが続編はないのか?剣豪ものとは違った江戸物の魅力があると思うが評価が低くて意外。
Posted by ブクログ
この手の時代小説によくあるグルメ物の作品かと思ったら、派手な立ち回りあり、横浜居留地の外人まで登場して、最後は、刺客に追い詰められた場面で終わるなんて、続きを読まざるを得ないじゃないか?!
時代小説の形を借りたエンタメ
時代小説の形を借りたエンタメ小説 ということができる。文章は平易で凝った表現や、装飾がなく、スラスラと読み進めることができる。とは言うもののストーリー設定にはやや無理筋がある。脱藩浪人のはずなのに、高価な砂糖などの仕入れ資金をどのようにして調達しているのか、下町の町人相手の商売で採算がとれるのか などなど。
この後が気になります。
お試しなので途中まででしたが、読みやすく 面白かったです。
続きが気になるので 購入検討中です。
今読んでいる本が読み終わったら 購入しようと思います。
Posted by ブクログ
【腹減り度】
☆☆
【1番美味しそうだったもの】
黒みつあんこのところてん
*感想*
全体的にすごいテンポで進む。第4話なんてもはや総集編、ダイジェスト版のようだ。1巻目だぞ⁈
紙芝居屋さんとかこんなかんじなのかなぁ。次回をまて!的な。男らしすぎるざっくばらんな〆方は嫌いじゃないけど唐突すぎるわい、って感じも。
訳ありな主人公の過去や今に至る経緯も端々で描かれるものの、全貌は見えず。タイトルは子守り剣だけど中身はそうでもない。
キャラクターは皆裏表なくて結構好き。純情兄貴の松三がお気に入り。
最初は白玉だったのに最終話で生かすてらまで行ったのはハイカラすぎやしませんか。「生」かすてらと武士。ううむ凄い取り合わせ。
Posted by ブクログ
命を狙われる幼馴染の母娘(藩主の側室と幼い娘)を守って脱藩し、江戸で和菓子屋を営む主人公、「小野十兵衛」
藩から追手が来たり、和菓子屋のライバル店から邪魔されたりと苦難はありますが、主人公は剣の腕も菓子作りの腕も立つので、次々と乗り越えます。
ちょっと話が広がりすぎなのと、ご都合主義な感じはしますが、登場人物が魅力的なので面白く読めました。
Posted by ブクログ
ワケありの元お侍さんが店主という設定は、塩梅屋李蔵さんシリーズと似てますが、妙に武術についての記述がマニアックだったり、武闘シーンに力が入っているあたりが、男性作家と女性作家の違いなんですかね。武術についての詳しい説明のわりに、お菓子は至ってシンプルで、李蔵さんシリーズでは料理の意匠をとことん凝らすのとこれまた対照的です。
まだ触りだけなので、よく分からないところも多く、話の展開が速すぎて、面白いのかどうかも分かりません。次巻も読んでみますかね。