【感想・ネタバレ】珍妃の井戸のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年01月15日

愛の物語だった。
人はわざわざ教えられなくても愛し合うものだ、という。
愛し合うということが当たり前すぎて、孔子も教えない、という。
日本にも、もともと愛という言葉はない。
浅田次郎さんには、こういう考え方もあるのか、と、いつも目を開かさせる。

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Posted by ブクログ 2019年08月27日

『蒼穹の昴』シリーズ第2作目。光緒帝の側室・珍妃の死の真相を4人の外国人たちが探っていくミステリー仕立ての歴史小説。文章に吸引力と読み応えがあるが、前作同様、物語は重く物悲しい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月31日

蒼穹の昴の続編。光緒帝の寵愛を受けた珍妃が誰に殺されたか。7人の登場人物によってそれぞれ語られる。
光緒帝が言うのが真実であれば、列強に清(珍妃)が殺されたという示唆になるのかな。歴史的には西太后のようですが、この本でもそれは読者にお任せというスタイルでした。

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Posted by ブクログ 2020年04月16日

~感想~~~~~~~~~~~~~~~
蒼穹の昴の続編。

光緒帝の寵姫、珍妃を殺したのは誰だったのか。
語り口調で進む、嘘だらけの犯人捜し。

細かいツッコミどころが無くもない。
けど、しっとりまとまっています。

~登場人物~~~~~~~~~~~~~~~~
・載沢(ヅオ、沈国公、乾隆帝の玄孫)
...続きを読むソールズベリー提督(英国海軍中将、貴族)
・シュミット大佐(ドイツ陸軍将校、男爵)
・松平教授(大学教授、子爵)
・ペドロヴィチ総裁(露清銀行総裁、ロシア公爵)

・チンフェイ(珍妃チェンフェイの姉、ぶた似)
・劉四(↑チンフェイ付きの宦官)
・隆裕皇后(光緒帝の正室、ラクダ似)
・ツァイイー(端群王、光緒帝のいとこ)
・プージュン(↑の息子、大アーゴ)


~ネタバレ覚え書きあらすじ~~~~~~~~~~~
4人の外国人貴族が、政変のどさくさに紛れて殺された皇帝の寵姫、珍妃殺害の犯人を捜す。

トムは西太后ではないと言い、
蘭琴は袁世凱が怪しいと言い、
袁世凱は姉のチェンフェイがやったと言い、
チェンフェイは隆裕皇后がやったと言い、
隆四はプージュンがやったと言い、
プージュンは珍妃が自殺したと言い、
心を病んだ光緒帝はお前らが殺した、と…

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