あらすじ
「人形を見せてあげる」遥はそう言って、怪異が集まる島に秋津を誘った。そこに住むのは、幼き彼女の姿をした人形と、男たち。遥の失踪。消えた1日の記憶。破られた封印……。命の灯が1つ消えるたび、一体の人形が動き出す。孤島に秘められた悲愴な真実に秋津はたどりつけるのか!?
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Posted by ブクログ
「無貌伝」シリーズ第3弾
前作では探偵だった秋津がまだ大学生の頃
後に妻となる遥との馴れ初めの物語
≪あらすじ≫
主人公・秋津は友人・遥に連れられ、遥の実家に赴く。
そこは湖に囲まれた孤島で、無数の”ヒトデナシ”が封印されていた。
秋津は遥を見失い、そして出会ったのが
幼い遥の姿をした人形を持つ、5人の「遥の父親」。
遥不在の中
命あるものから命を吸い、命なきものへと吹き込むことができる刀
生命と刃のヒトデナシ・一初瀬によって5人の父親が殺され
それぞれの人形に命が吹き込まれる。
そして5体の人形が秋津を捉え、選択を突きつける
「一週間の記憶が消えるジュースと全ての記憶が消えるジュース、どちらか1つを飲んで」と。
それは「遥といっしょに暮らすか、 遥のことを諦めるか」の選択。
空白の1日、ヒトデナシを封じる女王、無貌との出会い、自分探し・・・
秋津と遥が出会い明らかになる真相とは
≪感想≫
前作を読み返したくなる過去話でとても面白かった。
まだ秋津の過去(顔なし)はわからず・・・次作が楽しみ