あらすじ
【通信支配を左右する最重要インフラ】
19世紀半ば以降の電信と大英帝国、20世紀半ば以降のインターネットと米国――。それぞれの時代の国際政治の覇権国は、電気通信ネットワークの発達に深く関与してきた。その重要インフラストラクチャとして200年近くにわたって君臨しているのが、海底ケーブル。その切断はたびたびニュースとなっている。本書は、地政学の観点から海底ケーブルの現代における意義を解明。さまざまな情報の断片を掛け合わせることで知られざる実態に迫る。
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Posted by ブクログ
日本の海底ケーブル関連施設に出向いた視察記録や、具体的エピソードや時事に触れられていて、一般人としても読みやすい内容でした。
インターネットやサイバーセキュリティとなると、物理的なことを忘れがちだけれども、この日々の便利な暮らしを下支えしているインフラが物理的に改定にあるんだなーというのは、初めて知った時は不意を突かれた感もあった。
最近は政治的トピックにもなってきているようなので注目されつつもあるものの、
これを私が知ったところで、ものすごいことを人間はしているんだなーとただ思ってしまう。
もしもネットか使えなくなったら、ということを考えると無関係な問題ではまったくないのだけれども、
そこは専門家の人たちにやっぱ引き続き取り組んでもらうしかやっぱない気もする。
とにかく、島国日本は、国際通信をほぼほぼ海底ケーブルに依存していて、私たちの使うプラットフォームの多くがアメリカのものなので、太平洋の海底ケーブルがかなり重要なインフラなのが分かる。そしていろいろな脅威も機会もあることを知る。