【感想・ネタバレ】玄米せんせいの弁当箱 1のレビュー

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Posted by ブクログ 2011年11月28日

「家栽の人」の著者の魚戸おさむ氏の作品。
食べものを通じた温かいヒューマンドラマが展開します。
この作品では全体を通して、日本の食の危機に警鐘を打ち鳴らしています。
食はどうあるべきかを見直す必要性を感じずにはいられません。
美味しい物、手軽な物、安い物で食事をするのではなく、食べるべき物を食べるこ...続きを読むとが幸せに繋がっていくように思う。
玄米先生の夢では徴兵制ならぬ徴農制が登場するが、このくらいやらないと食の崩壊は止まらないかもしれない。
家庭の食を正すことが必要だが、まずは給食を正すことの方が早い気はする。
茶花先生いわく、「学校給食は米離れ養成所」
子供の頃の習慣が大人になっても続いていく…

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Posted by ブクログ 2010年10月18日

本屋で思わず手に取って、「面白そう!」と思い即購入しました。

舞台は大学。玄米というお名前の先生とその生徒達の食にまつわる物語です。

この時代での農業への偏見、昔ながらの食材(食事)離れ、食への意識に対して、決して強い主張ではなく、柔らかくストーリーとして表現されていて、色々考えさせられるマ...続きを読むンガです。


『食文化を知る事は、それぞれの食べ物にまつわる物語を食べるという事なんだ。』


こういう意識があるのとないのとでは、食べ物に対する思いが違うと思います。
子供だけでなく、大人にも皆に、読んでもらいたい一冊です。

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Posted by ブクログ 2010年06月29日

今月の本舗おすすめの一冊は、『玄米先生の弁当箱』という、そう、漫画です。ぬか漬けのお話から始まります。主人公は大学の農学部の先生です。その名も『結城玄米』先生。ぬか床を背負って、講義にやってきます。授業?と思わせるような始まりですが、その入り方が、実は深ーいとこに行きつきます。生徒さん達もぬか床作り...続きを読むから講義は始まります。ぬか床の造り方。米ぬか2キロ・粗塩400グラム・水1.8リットル・赤唐辛子4本・野菜のくず(トライしてみて★)とーってもシンプルな材料から始まるのですが、毎日の付き合いで、作り手によって、味が変わっていく・・・生き物なのです。シンプル・イズ・ベストむかしむかし、わたしたちの祖先が考えぬいたすばらしい知恵。日本の食文化を知る、実践しながら伝える。夏野菜や冬野菜がたくさんとれる時期に保存食として漬けて食べる知恵の食事。そのむかしはとっても自然なことですが、子供たちにぬか漬けお母さん漬けてる?と聞いて、どれくらいの子どもがイエスと答えるだろう。ぬか漬けの付け方の次は、野菜作り。畑で野菜を育てること。芽が出る小さな大きな喜び、実が実り、楽しむおいしい喜び。何日もかけて育ち、その野菜が食卓にならぶまでのストーリー。玄米先生は『物語を食べる』と表現しています。わたしたちもお料理をお客様に食べていただいている。まったく同じことです。 お客様に『物語を食べていただく・・・・』みーんなみんな、『玄米せんせいの弁当箱』読んでみてね。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

大学の農学部の先生が主人公。初回の授業でぬか漬けを持ち込んだり、キャンパスに畑を作ったり。ちょっとユニークですが演台の食生活について考えさせられるコミックです。

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Posted by ブクログ 2010年05月27日

読んでいて、お腹の空く作品(笑)
ものを美味しそうに食べる表情が本当に上手く書いてある。
食の勉強になり、食の大切さを再確認させられた。
今日の昼ご飯には、心から「いただきます。」って言えそうだ。

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Posted by ブクログ 2010年01月20日

「家栽の人」が好きだったので、農業者として手にとった。読み物としてはちょっとくどいが、わかりやすい。入門書。

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