「新撰組」の作品は数あるが、もうお腹いっぱいという人にも是非読んでもらいたい作品。
剣術メインのストーリー構成と迫力満点の立会い、そして個性豊かなのちの「狼」たちのコミカルなやり取りがこの作品の魅力だ。
沖田総司となる惣次郎は格別の強さと「頭の弱い」感じの微妙なバランスが魅力的。そして、惣次郎が慕う近藤勇は引きこもり気味だが、圧倒的な大らかさと立会時の凄まじい迫力に読んでいて引きこまれてしまう。
そんな二人が通う道場・試衛館には、竹刀剣術とは異なる「斬る」ことを主とした教えと人を引き付ける近藤の魅力で「狼」が次々に集う。一人一人の「狼」を背景から丹念に描き個性豊かに仕上げているのも作品の魅力だ。
ただ、やはり一番の魅力は見ごたえ十分の立会シーン。刀は斬れる。その当たり前を存分に活かした描き口は、迫力がコマから溢れだす。
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Posted by ブクログ
この沖田、大好き!><
紙一重なズレっぷりがすごく可愛い><
4巻は土方さん編のラストまでと、永倉さん登場編。
市川宇八郎、この漫画で初めて知ったけど、いいキャラしてる。
この調子でひとりひとりを丁寧に描いていってほしいな〜^^
総司の出番は少なめだったけど、剣の天才っぷりが際立った今回。
ツネさんの描き方も好きだ〜。
試衛館組が全員揃ったらどうなるのかな〜。斉藤とかかなり楽しみなんだけど!
早く続きが読みたい!あー半年後だなんて…