あらすじ
ご存じ、繁華街の片隅にある小さな食堂。開店時間は夜中の12時から朝7時頃まで。メニューは豚汁定食にビール・焼酎・酒――ただそれだけ。あとは注文してくれたら、できるものなら作ってくれる。そんな『深夜食堂』の最新第10集は、「年越しそば」や「ワンタン」、「肉豆腐」、「ロールキャベツ」などなど、寒い季節に心の底から温かくなるお品書きが目白押し。
...続きを読む
深夜12時に開店。メニューは4品しかないけれど、食べたいものを注文すればマスターが作ってくれる歓楽街の端にある小さなお店「深夜食堂」。ドラマ化で既にご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここには毎晩、個性豊かで、職業もさまざまなお客たちが集まってきます。例えば、ヤクザやストリッパー、ゲイバーで働くニューハーフ、OLなどなど。左目に切り傷があるマスターを中心に、マスターと客同士の交流が描かれ、その会話に思わず顔がニヤけたり、心がホッコリ温まります。さらに、お客が注文する思い入れのある料理には、どこか懐かしい味がして、見ている側も食べたくなってきます!思わず私は、レシピはもとより、現実に「深夜食堂」がないかネットで検索してしまいました…。太る危険性大、要注意です!
ぜひ食欲の秋にご一読ください♪
感情タグBEST3
人情物のお話って最後は親はやっぱり子供を無条件に愛しているものって落ちが付きがちだけど現実はそうじゃないよねえ。誰の子供かだったり長男か末っ子かだったり、親も感情に左右される生き物だしねえ。「コロッケそば」はそんなお話で、ツユに浸されたコロッケと一緒に楽しかったころの記憶と一緒にすすりこんでいくようなそんなお話ですね。
毒親に母が変わっても
子どもはいつまでも本音では親から愛されたいと思っている。それだけに「コロッケそば」の話は悲しい。退職すると蕎麦を打ちたがる男の人…確かにいるなあ。
Posted by ブクログ
しかし、こういう、人情噺は、実際にあるのかな。その世界と付き合いがなかったからわからんけど。でもまあ、ええんちゃいますかね。関西の扱い方、かなりステロタイプやけど。たこ焼きと紅しょうがの天ぷら。なんか、ちゃいましすけど。
Posted by ブクログ
誰にでも思い出の料理がある。ということで、
深夜食堂に集まる客の思い出の一品に纏わるエピソードを一話読みきりで。
TVドラマ化もされていました。
この巻では「ワンタン」がお気に入り。
ちなみに前の彼女もこのマンガが好きで、いっしょにドラマも見てました。
思い出のマンガですね(笑)
Posted by ブクログ
うちのロールキャベツは、
コンソメスープにケチャップを入れます。
何気ない一品に、
ひとりひとりの特別でありきたりな人生が、
そっと練りこまれているから、
今日も肩を並べて一杯やれる。
Posted by ブクログ
相変わらず安心して読める。料理はタイトルであるが、話の主役ではなく添え物で、けれど食べたいという気にさせる。ことさらに上質な材料だとか、技巧だとか、そういうものに「毒された」時代の終わりみたいなものが、この作品の根底には漂っている。
Posted by ブクログ
安定の存在感。
ドラマも、そこに登場する料理たちも。
今回もしんみりし、笑わせていただきましたw。
コロッケそば…。
切ないお話なのに、すごく食べたくなった。