【感想・ネタバレ】覇・徳川大戦 信長・信貴山に死す!のレビュー

あらすじ

織田信長、松永弾正そして名器・平蜘蛛とともに爆死! その背後には一向門徒である本多正信の影が……。彼はいったい誰の命を受けて動いているのか? 信長の死によって、再び混沌と化した天下。織田か、徳川か、上杉か? 次の覇者は果たして誰なのか!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 徳川氏を出奔した本多正信が出奔後も徳川家康と主従の関係を保っていたら、そして家康の命を受けて各地で暗躍していたら……という視点で描かれる徳川天下への道。
 永松久秀とともに織田信長が爆死するという衝撃的な場面から物語は始まり、織田包囲網完成に奔走する本多正信、正信と密会する家康という裏の場面。そして仕組まれた戦さに向かう武田勝頼。朝廷と毛利の暴走。そして上杉謙信の死による織田包囲網崩壊の危機。これだけが凝縮されていて非常に読み応えがあった。

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2011年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

徳川主役の仮想戦記は大概まず家康が死ぬのですが、本書はそうじゃないところが珍しい。

ただ、やはり仮想戦記の、史実でなせなかったことをなす、という楽しみはあまりない……けどそれは内容が面白くないとかそういうことではなく、題材が難しすぎてどうしようもない部分だと思った。

普通に史実に沿った方が、いいものがかける作家ではないだろうか

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2013年11月11日

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