【感想・ネタバレ】アンドロイドは電気羊の夢を見るか?のレビュー

あらすじ

第三次大戦後、放射能灰に汚された地球では生きた動物を持っているかどうかが地位の象徴になっていた。人工の電気羊しか飼えないリックは、かくて火星から逃亡した〈奴隷〉アンドロイド八人の首にかかった賞金を狙って、決死の狩りを始めた! 現代SFの旗手が斬新な着想と華麗な筆致で描く悪夢の未来世界!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

勝手に読みづらいイメージをもっていたが、意外に読みやすかった
現実と虚構の表現のバランスがうまく、主人公と敵対する相手のどっちがアンドロイドなのか、という所では普通に騙された笑

作者の脳内どうなってんの?という世界観や設定も凄まじい
特に宗教の教祖をVR体験するとかいう発想がエグい
また、バーチャルで追体験したことが肉体に影響与えるとかもいい意味で尖り過ぎてる

読んだあと映画も見たが、あれは原作を読んだ上で楽しむもんだと思った

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間らしさとアンドロイドらしさは連続的で流動的なものである、ということだと解釈
人間然とするためには、親切にして生きよう

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

火星から来たアンドロイドを廃棄処理するリックのお話だった。共感ボックスやマーシー教などいまいち掴み切れない概念もあって、正直読んでいて難しかった。
ただアンドロイドに性欲を覚えたリックや、アンドロイドとともにすごしたイジドア、リスを飼うフィルなどを通して、人間とアンドロイドの境目はなんだろうと考えさせられるお話だった。共感こそが人間固有の能力として区別のテストに使われていたが、昨今のAIの盛り上がりを見るとこの能力もアンドロイドにだんだん獲得されるのかもしれないと思うと少し不気味に感じた。
タイトルの夢を見るか?に関しては、個人的には夢を見ると思った。SF小説のような、少し哲学的なような、初めて読むタイプの本だった。

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

*ネタバレあり
SFはおそらく読んだのがある初めて。人間とアンドロイドの境界線はどこにあるのか。アンドロイドが火星から地球に逃げる際、人間を殺して7人で地球にきた。バウンティーハンターの主人公が葛藤の中アンドロイドをハントする。イジドアが一番人間らしく、綺麗な心を持っているとかんじた。
タイトルのアンドロイドは電気羊の夢を見るのか?という問いには、夢について考えてから答えたいと思います。夢は、人間の記憶の整理と言われることが多く、アンドロイドに視点を戻すと、今回出てくるアンドロイドには脳もあり、記憶もできる。という観点から、私は夢を見ることがあると考えます。
現実ではロボット、AI分野がものすごい成長をしていく中で、今後アンドロイドという人間や動物を模した精度の高いものができた時、改めて本書を読んでみたいと感じました。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

年代的に古典的なSFだと思うけど読みやすくてサラサラと読めたわりには、ところどころ理解できないところがあった。
蜘蛛のくだりでやっぱりアンドロイドは人間とは違うのかなーと思った。人間でもああいうことするヤツはいるけどさ。あと山羊が気の毒すぎてついでにレイチェルも倒してほしいなーなんて思ってしまった。

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

序盤から物語の設定が面白くて好きでした!

説明が一切ない→伏線回収
を繰り返しながら進んでいく構造で、それがわかるまで読み始めは集中しにくく、まとまった時間のある時だけ読んでいました。(短い時間で小刻みに読むと、わけわからなくなった笑)

これどういう意味?ってなりながらも留めておくと後から「え!そういう?」ってなる伏線回収が面白い。

アンドロイドが害もなく人間として生きてるのに殺さなくてはならないという葛藤、アンドロイドと人間の違いとは。
アンドロイドのような人間と、人間のようなアンドロイド。

レイチェルが山羊を殺したのは結構衝撃的だったかな。私は嫉妬だと解釈しました。

マーサー教。共感能力の高い人間だからこそ、共感ボックスを使わなくとも常に心にあるんだなと。偽物だけど。

ラストはもうちょっと意外性のある展開が来るかなーと期待してしまったらスッと終わってしまった。



タイトルの考察、これがしっくりきました。
人間は羊の夢を見る。なぜなら羊という命あるものに共感することができるから。
よって、アンドロイドバージョンで言うと、「電気羊の夢を見るアンドロイド」は共感性が高いと言える。

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は共感性のあるアンドロイドはいる、もしくはいるのか?そんなアンドロイドがいたらどうするか?というような投げかけなんだなーと。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

名作すぎてうまく自分の感想を持てるかの自信があまりないけど、読み終わってまず思ったことは、難解だな…という感じ。
アンドロイドと人間の境目について論じていることは分かるんだけど、人間が人間たる行動をしている時の描写が結構わかりにくかった。共感ボックスの概念は飲み込めるとして、なんでおじいさんが山を登り続ける映像に共感する仕組みになるんだろう……
アンドロイドとセックスした後の主人公の心の動き方もちょっと難しかったな…結局、セックスしたから情がわいたということなんだろうけど、同型のアンドロイドを殺した=見た目で判断していない=ひとりの人間として認めた、ということでいいのだろうか?その上でアンドロイド6人を殺す仕事を全うしたことで、絶望して死ぬしかなくなった、という解釈になった。
ヒキガエルを見つけて家に飛んで帰るのは、その思想の不徹底に見えるのでちょっとよくわからない。
イジドアまわりのストーリーは単にちょっとかわいそうだったな…特殊者とアンドロイドと(弾圧する側の)人間の関係はもう少し整理できたんじゃないのかとも思った。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・ペンフィールド情調オルガンで特定の番号をダイアルすることで、その番号に対応した感情を自分自身に設定できる。
・生きた動物が貴重であり、皆が何かしらの動物を飼っているが、実態としては安く買える電気動物を飼って見栄を張っている者も多い。
・第三次世界大戦後、放射性物質により地球が汚染されて火星への移住が進められ、特典として無料でお手伝いのアンドロイドを与えられるが、一部のアンドロイドは自由を求めてその主人を殺して火星を脱走し、地球で人間に化けて生活している。
・少なくとも1人の人間は殺している殺人ロボットを駆除する仕事(賞金稼ぎ)をしている主人公・リック
・人々は共感を何よりも重んじるマーサー教を信仰しており、アンドロイドは共感ができないとされているため、信仰により自分は人間であるという認識を強めて安心感を得ている。
・フォークト=カンプフ感情移入度検査法により、実はこのバッグは本物の赤ん坊の皮でできてるんだ…などショッキングなことを言ったことに対する顔筋の緊張などを計測してアンドロイドかどうかを見分ける。

などなどの設定が面白い。
ただ、文章自体は詰め込まれた情報をさらっと進めていくので、読みづらい。

内面がアンドロイド寄り人間もいれば、人間寄りのアンドロイドもおり、人間に嫉妬するアンドロイドもいる。アンドロイドも電気羊の夢を見るだろう。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

逃亡アンドロイドを「処理」する賞金稼ぎデッカードの話。
読み進めるほど、人間とアンドロイドの境界が曖昧になっていく。

アンドロイドは共感を持たない、という前提で物語が始まるのに、
それがどんどん揺らいでいく。
特別な感情を抱いたレイチェルとの顛末も救いがなく
ハッピーエンドとは言い難い。

姿がどうであれ、親切さを持つ限りそれは本物だ
という視点に立つと、
コピーか原物かという問い自体が意味を失う。
答えを与えず、問いの不確かさそのものを残す作品だった。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

●難しかった点
・SFだけど説明が最小限で読むのに時間がかかった
・イジドア(とリック)の前に現れたマーサーは現実?

●生きた動物がステータスになる世界
・山羊をアンドロイドに殺されたことでリックがどれだけショックを受けたかの表現→自殺未遂
・リックを正気に戻した希望→絶滅したはずのヒキガエルを発

●【テーマ】人間らしさとは何か?
・検査のくだりでリックがアンドロイドなのではとヒヤヒヤした
・共感する能力を求めて人を殺したロイ→手段を選ばず手に入れようとする欲が人間のよう
・リックにとって最も大切だと思う山羊を殺したレイチェル→人間らしい複雑な感情のあらわれ
・アンドロイドを殺したリック→アンドロイドに感情移入した彼にとっては人間を殺すのと同等の行い

考えるほどアンドロイドと人間の違いが分からなくなる

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本物の生命が希少・高価となったディストピアで、アンドロイドは管理から外れれば隠蔽される存在。共感はマーサー教として制度化されるが、やがてそれも捏造と暴露される。それでも人々は虚構の価値観の中で生き続ける。読後感は不思議と暖かい。Audibleで耳読。

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2026年06月29日

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