【感想・ネタバレ】自殺島 1巻のレビュー

あらすじ

「自殺島」─それは、自殺を繰り返す“常習指定者”達が送られる島。主人公・セイも自殺未遂の末、その島へと辿り着いた。果たして、セイ達の運命は!?極限サバイバルドラマ待望の第1巻リリース!!

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傑作ですね!

サバイバルが好きなのでそっち方面の甘さが気になりました。
本来なら島にはかぶれるような危険な虫や植物がいっぱいあるだろうし、海にはオコゼやイモガイのような毒持ちもいる。いつ破傷風や毒物中毒になってもおかしくない環境です。
それを無視しても読み進みたくなるのはサバイバルは飽くまでテーマの添え物で、本質は命への問いかけとみんなの成長物語だからでしょう。
みんながドン底から少しずつ世界を構築していくのがとても嬉しくなるんです。

狩りで命の尊さを知ってしまった主人公は、どんな危機でもギリギリで殺人を躊躇してしまう。もどかしいけどこの優しさは主人公の魅力のひとつだし、ラストの主人公の激しい感情への伏線にもなってます。悲しい別れもあるけどハッピーエンドで本当に良かった!

愛犬を相棒として狩りをして生きていくって、真似はできないけど心底憧れます。
シンプルにサバイバルだけを考えて生きるのは、現代人の私達にとってとても贅沢な事なのかもしれませんね。

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2019年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未遂を繰り返す人への医療や社会復帰支援の費用。国はもう面倒をみれない。そこで送りこまれるのが”自殺島”。生きたくない人を集める場所。死にたければご自由に。ここには権利もなければ義務もない。崖から飛び降り命を絶つ。そのおぞましい姿は真似はできない。死ねない以上、生きるしかない。同じ境遇の集団で助け合い、水源を見出し、食糧を確保するサバイバル。もし、安楽死が許されていたら、このような労苦も味わうこともなかったろう。しかし、仲間を知ることもできなかった。生きることとは死なないこと。そして、明日もまた戦う。

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2024年05月15日

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自死企図者のサバイバルもの

やはりこちらの方が作画等もずっと良くなっています。
日本が自殺大国なのは紛れもない事実で、今の公式発表より内実はもっと多いとも言われていますので……設定が多少、荒唐無稽でも、一定、読者にが通じるのでしょう。
主人公が生きる意味とかを見失っているのはホーリーランドの主人公と同様でした。
島に送り込まれてからも、飛び降り自殺等をする人は出ています。

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2023年07月12日

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まだ完全な評価はつけない

巻の半分くらいは正直なところ見所はありません。よくある話の域を出ていなくて、この手の無造作に集められた人たちが閉じ込められて生き残りをかけて……というお話は誰でも一つ二つ思い浮かべることができるでしょう。既存作品と比べて真新しさもありませんし、おもしろみもありませんし、絵的にも派手さや魅力がありません。

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2022年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自殺未遂をしまくった人間が送られる自殺島
サバイバル生活を強いられる
どう生きる意味を見つけていくのか

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2022年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自殺未遂を繰り返す「常習指定者」が送り込まれる自殺島―。主人公のセイも自殺未遂を繰り返し、自殺島に送り込まれる。生きることに絶望していたはずのセイだが、その自殺島で、飛び降りの瞬間や死にきれずに苦しむ人間を見て、周囲の人間同様に自殺を思いとどまる。死なないのなら生きるしかない。彼らの島でのサバイバル共同生活が始まる。その生活の中でセイが向きあう「生」とは。

孤島ものということで、「謎」の多い展開なのかと思いましたが、テーマが「生と死」に関わるものらしく、「謎」というのはその島のことくらいでした。サバイバルものや極限の物語が好きな方におすすめ。

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2011年08月21日

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