【感想・ネタバレ】星の王子さまのレビュー

あらすじ

砂漠に不時着した主人公と、彼方の惑星から来た「ちび王子」の物語。人の心をとらえて離さないこの名作は、子供に向けたお伽のように語られてきた。けれど本来サン・テグジュペリの語り口は淡々と、潔い。原文の心を伝えるべく、新たに訳された王子の言葉は、孤独に育った少年そのもの。ちょっと生意気で、それゆえに際立つ純真さが強く深く胸を打つ――。「大切なことって目にはみえない」。感動を、言葉通り、新たにする。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2014/12/16 再読完了。
「ボク」が「おれ」になったり「きみ」が「おまえ」になったり、「キツネ」が「きつね」になってりするだけで人物像がまったく変わってしまうのだなあと感心する。
自分のことを「おれ」と言い、大人である相手のことを「おまえ」と呼ぶ推定4~5歳のクソ生意気なガキの「ちび王子」
この「ちび王子」のことが僕は大好きだ。
今まで色々な訳者の翻訳を読んだが、やはり菅啓次郎版が一番しっくりくる。 「王子さま」より「ちび王子」。
見事な翻訳である。
浅岡夢二版は文学的、童話的であるが菅啓次郎版は漫画的と言ってもいいのではないだろうか。

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2014年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お花の気持ちなどは考えた事がなかったので、素敵な視点で物語が進んでいて良かった!
また何年後かに読むと、新たな発見がありそう。

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2021年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『愛する相手との、どうすることもできない離別を経験したことのあるすべての人に、この翻訳をささげます。2011年、東日本大震災の40日後に。訳者』
(訳者あとがきより)

必要に迫られやっと手にした一冊ですが。
初めての【星の王子様】なんですが。
一番新しい訳書ですかね…あわわ。
しかし!
ちび王子とぼくのお話。
いやぁ、悲しいです。楽しいです。そして悲しいです。
今はいろんなトコロで見られるサン=テグジュペリのこの挿絵。やはり本を読むと、可愛く思えてくる。
いや、可愛いですよ?!私は特にゾウを消化するボア
が好きです。とても上手です。

ふと【かもめのジョナサン】を思い出す。

星の王子様
というタイトル。
最初の訳者・内藤濯氏の創案によるもの、というコト。
Le petit prince
ですよ?!これに『星の王子様』!スゴいです!!
ステキすぎる!やー、読みたいです。

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2015年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一回読んだだけじゃ良さを充分に理解できない気がする、定期的に読みたい。大人になった今は読み進めるのがつらかった。子供の世界観と大人の世界観を明確に区別して、いかに大人が何も見えてないことを教えてくれる。あとがきを読んでちび王子が脆く、失われやすい子供の世界観のことを表現してるのだと納得。

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2017年12月29日

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