【感想・ネタバレ】くますけと一緒に 新装版のレビュー

あらすじ

書店員さん発掘! 今読むべきホラー小説。

あたしは悪いことなどしていないのに、いつも嫌われていた。
同級生、そして両親にも。そんなあたしを気にかけてくれるのはママの親友・裕子さんと、くますけだけ。
悪い人は死んでしまえばいい――。
願うと同級生は事故にあい、両親も死ぬ。裕子さんに引き取られたあたしは、ここでくますけが邪悪なぬいぐるみなんじゃないかと思いはじめ……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ぬいぐるみをテーマにした作品という事で興味を持ち、一気に読み終えました。とても好きな作品でした。

私自身が幼少から大事にしているぬいぐるみがあること、繊細で内省しやすく、物事をあれこれ考えやすい気質であるので、成美ちゃんに共感できるところが非常に多かったです。

内省世界の描写が多いので、読みづらさは感じるかも。
また、ホラーとして楽しみたい方にも物足りないかもしれません。

ただ、私はこの作品でボロボロ泣いてしまいました。
大人になりきれない、未熟な子供の自分が内在しているのを自覚しているので、裕子さんの言葉に「あぁ、こういう感性を持っていてもいいんだな」と救われたところもあったし、私が大事にしてるぬいぐるみも、くますけのように、自分のことを想ってくれていたらいいなとか、そんなことを考えながら読んでいました。

「ぬいぐるみ」を手放せない、
感受性が豊かな人には刺さると思います。



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2026年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新装版で復刊、今読むべきホラー小説!という売り出し方をされてた本作ですが、なんと元々は1990年代半ばの書籍だというから驚きです。
だって、内容は今まさに各所でさけばれている「毒親問題」、「愛着障害」にクローズアップしているのですから。
ホラー小説という触れ込みですけれども、正直内容はそこまで怖くありません。
だけど、主人公の成美の心の機微がとってもリアルに描写していて、周囲に気を使い過ぎてしまう心情は、特に痛切でした。

ぬいぐるみたちは、結局、本人並びに裕子さんも、もう一つの人格のような描写をされていましたが、最後の最後に、やっぱり生きてるんですよ……しかも、両親を呪い殺したのも事実なんですよ……というブッコミをされて、ホラー!ということなんですけど、たぶん捉え方は読者それぞれだと思うんですよね。
怖いと思うのか、とびっきりの愛情だと思うのか。

僕自身は、子どものためだったら……と思うので、やっぱり怖くなかったです。いい意味で。
『子供は、親を、嫌っていいの』に救われる人はきっといるはず。

というか、延々と足されている作者のあとがきが必見で、ぬいの声が聞こえるってマジ体験なんだ……とやけにリアルな描写や、そりゃぬいぐるみ愛にあふれた描写も納得できるオチで、最後まで楽しめました。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんと、復刻! なつかしさのあまり購入、そして一気読み。やっぱり面白い。ぞくぞくする。自分のダークな気持ちっていうホラーがあるんだと衝撃だったな、12~13歳の頃。

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2026年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょい思った内容とは違ったな。もう少しドキドキが欲しかった。この作者はスティーヴン・キングの後書きで出会ったが、今回も触れてあり感慨深い。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終盤には実はぬいぐるみの「くますけ」は邪悪なんかじゃなくて、良いぬいぐるみなのかと思ったけど…やっぱ悪の存在だったのね。

実の両親に危害を加えたり、友達を事故にあわせたり…それを平然とやってしまうぬいぐるみ、怖いな。

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2026年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すらすら読めました。
あとがきで作者のぬい愛がよりリアルで…
平成20年当時からぬいぐるみのことぬい呼びしててびっくりしました


途中、一人称が、結子、成美、ってしつこく何度も出てきたのはなんだった…?

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女の子が妙に話し方が大人びてたので、何か最後にどんでん返しがあるのか注意して読んでたけど、見事に何もなかった…笑
あんまりホラー感もなかった。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホラーとしては優しめなんだけど、まぁ重い内容だよね笑
ぬいぐるみが唯一の理解者だと思ってるけど、愛ゆえに自分の苦手な人に手を出すなんてこと、あるのかな?っていう疑念が湧いて、いろんな不安で混乱しちゃう女の子。

生きづらさをぬいぐるみに相談することで緩和しているのに、年齢とともにぬいぐるみに相談し続けるのはおかしいと否定されるのは、拠り所がなくなっちゃうから可哀想だった。ぬいぐるみ以外の理解者に出会えて安心した反面、ぬいぐるみが行動を起こす可能性はずっとつきまとうっていう恐怖ね。

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2026年02月09日

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