【感想・ネタバレ】くますけと一緒に 新装版のレビュー

あらすじ

書店員さん発掘! 今読むべきホラー小説。

あたしは悪いことなどしていないのに、いつも嫌われていた。
同級生、そして両親にも。そんなあたしを気にかけてくれるのはママの親友・裕子さんと、くますけだけ。
悪い人は死んでしまえばいい――。
願うと同級生は事故にあい、両親も死ぬ。裕子さんに引き取られたあたしは、ここでくますけが邪悪なぬいぐるみなんじゃないかと思いはじめ……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新装版で復刊、今読むべきホラー小説!という売り出し方をされてた本作ですが、なんと元々は1990年代半ばの書籍だというから驚きです。
だって、内容は今まさに各所でさけばれている「毒親問題」、「愛着障害」にクローズアップしているのですから。
ホラー小説という触れ込みですけれども、正直内容はそこまで怖くありません。
だけど、主人公の成美の心の機微がとってもリアルに描写していて、周囲に気を使い過ぎてしまう心情は、特に痛切でした。

ぬいぐるみたちは、結局、本人並びに裕子さんも、もう一つの人格のような描写をされていましたが、最後の最後に、やっぱり生きてるんですよ……しかも、両親を呪い殺したのも事実なんですよ……というブッコミをされて、ホラー!ということなんですけど、たぶん捉え方は読者それぞれだと思うんですよね。
怖いと思うのか、とびっきりの愛情だと思うのか。

僕自身は、子どものためだったら……と思うので、やっぱり怖くなかったです。いい意味で。
『子供は、親を、嫌っていいの』に救われる人はきっといるはず。

というか、延々と足されている作者のあとがきが必見で、ぬいの声が聞こえるってマジ体験なんだ……とやけにリアルな描写や、そりゃぬいぐるみ愛にあふれた描写も納得できるオチで、最後まで楽しめました。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんと、復刻! なつかしさのあまり購入、そして一気読み。やっぱり面白い。ぞくぞくする。自分のダークな気持ちっていうホラーがあるんだと衝撃だったな、12~13歳の頃。

0
2026年02月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホラーとしては優しめなんだけど、まぁ重い内容だよね笑
ぬいぐるみが唯一の理解者だと思ってるけど、愛ゆえに自分の苦手な人に手を出すなんてこと、あるのかな?っていう疑念が湧いて、いろんな不安で混乱しちゃう女の子。

生きづらさをぬいぐるみに相談することで緩和しているのに、年齢とともにぬいぐるみに相談し続けるのはおかしいと否定されるのは、拠り所がなくなっちゃうから可哀想だった。ぬいぐるみ以外の理解者に出会えて安心した反面、ぬいぐるみが行動を起こす可能性はずっとつきまとうっていう恐怖ね。

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2026年02月09日

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