あらすじ
巨躯を誇るエンデマンに心が折れそうになりながらも勝利したテリーマン。しかし力尽きたエンデマンが消滅し、そこから新たな超人・サラマンダーが出現!! 相対する満身創痍のテリーマンの間に割って入ったのは…!?
...続きを読む
時は1979年(昭和だ!)。
地球は最大の危機を迎えていた。
それは――
100匹(?)以上の宇宙怪獣が地球に向かって攻めてきている……!
しかしウルトラ兄弟は温泉旅行でいない! ピーピーマンはマントをクリーニング中! スッパイダーマンは壁から落ちて入院中!
スーパーヒーローが軒並み不在の非常事態に、日本政府が仕方なく頼った男こそ――我らがキン肉マン‼
額に刻印されし「肉」の文字、決め台詞は「へのつっぱりはいらんですよ!」、空地に立てた掘っ建て小屋・キン肉ハウスに住み、牛丼をこよなく愛し(牛丼愛好会会長)、その実、キン肉星の王子様で……。
改めて読み返すと、主人公ひとりとってもその情報量&ツッコミどころの多さに脱帽です。ゆでたまご先生すげえや。
そんなカオスな主人公・キン肉マンことキン肉スグルが、仲間の正義超人たちとともに力を合わせ、次々に現れる敵と主にリング上で戦っていくという、プロレス系格闘ギャグ漫画である本作。
やはり最大の魅力は、いわずもがな。次々に登場する超人たちでしょう!
ロビンマスク、テリーマン、ラーメンマン、ウォーズマン、ブロッケンJr.ら、ある年齢層はおそらく空で言えるであろうスター超人をはじめ、敵味方合わせてその数約700種!
超人たちのあまりの多さ、多様さ、そして魅力に、近年になって学研の図鑑(他社―!)から、超人図鑑なるものが発売されたというのも事件でした。
令和の今なお、『キン肉マン』人気は衰えず!
2020年4月末現在、既刊70巻。まだまだ新刊刊行中。
子どもの頃好きだったという人も、未読の方も、ぜひ今こそ1巻から読み直して、この世界観に改めて衝撃を受けてみてはいかがでしょうか!?
感情タグBEST3
サラマンダー、テリーマンの対戦相手より強者の貫禄がありました。アシュラマンの大活躍が見れて満足だけど、個人的にスカイマンの正式な試合を今の画力で見てみたかったです。
Posted by ブクログ
我らがレジェンド超人のスカイマンがまさかリングに登るとは!!
空中殺法が見られるとは嬉しい悲鳴!
あと少し戦いをみたかった!
魔界のプリンスアシュラマン登場!
初代キン肉マン戦では冷血仮面は登場少なかったけど今回は冷血で闘う姿に大興奮!
アシュラマンは強くないとね!
改良阿修羅バスターはシリーズの中でも最強技のひとつ。
キン肉マンは血湧き肉躍るシリーズ!
ぜひ〜
Posted by ブクログ
キン肉マンに出逢ったのは、遡ること40年以上前になる。幼い頃は、2ヶ月に1冊のペースで発刊される新刊に心躍らせていたものだ。
かつての少年は立派な中年になったが、新刊が発刊される時期になると、今もなお無意識に意識してしまう。そのような気持ちにさせてくれるのは、個人的には今やキン肉マンだけだ。
本巻は、精鋭超人と五大刻との激烈なる一戦を色覚的にも感覚的にも鮮やかに描いている。
テリーマンに敗れたエンデマンのリングから現れたサラマンダーにテリーマンは手を焼くが、テリーマンの元に思わぬ助っ人が参入する。
元悪魔超人のアシュラマンである。アシュラマンは6つの異なる顔を持ち、その顔によって性格も変化する。悪魔超人であったアシュラマンであるが、キン肉マン等との出会いが彼を改心させる。気に入っている登場人物の一人だ。
アシュラマンは、サラマンダーとの激闘を制する。過酷な状況であっても真摯に立ち向かう姿勢は、フィクションであるものの、いつも胸を熱くさせてくれる。
また、言葉に興味を持たせてくれたのは、キン肉マンに依るところも多大にあるものと振り返る。
たとえば、英語に出会ったのは、実質的にはキン肉マンを追いかけ始めてからのことだろう。
本巻におけるテリーマンの発話のような科学的等コメントも、個人的には好きだ。相当量の語彙も、キン肉マンを通じて覚えたはずだ。
本書を通じて、あきらめない気持ちの大切さを改めてひしひしと感じた。
努力等によって実現不可能なこともあるが、少なくとも端から自ら土俵から降りるようなことはしたくない。
Posted by ブクログ
スカイマン、かませ犬的な役回りで登場しても、不思議と嫌な気持ちにならない。懐かしい超人が今も現役で戦っているだけで嬉しい。
一方で、アシュラマンは、サンシャインの砂を力に変えて戦う。「悪魔超人なのに友情パワーかよ!」と思わずツッコミたくなったけど、それだけ長い年月を経て、このシリーズも超人たちも歩んできたんだなと実感