【感想・ネタバレ】戸村飯店 青春100連発のレビュー

あらすじ

メニューはチャーハン、ラーメンに八宝菜。大阪の超庶民的中華料理店、戸村飯店の二人息子は、要領も見た目もいいクールな兄・ヘイスケと、ボケがうまく単純な弟・コウスケ。兄弟とはうまくいかぬもの、弟が恋する同級生は兄に夢中だし、兄は長男のくせに店を継ぐ気配も見せないまま、東京の専門学校に進学してしまう。弟は、高校を卒業したら俺が店を継ぐと思っているが……大阪と東京で兄弟が自分をみつめ直す、温かな笑いに満ちた傑作青春小説。坪田譲治文学賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最後の行を読み終えて、良かったなと思い、少しだけ胸が熱くなった。長い旅を終えて、ヘイスケの人生が始まって、良かったな、の良かったな。
コウスケが帰ってきて、自分が継ぐはずだった戸村飯店で料理をしている兄を見て怒るだろう。自分の居場所が奪われるような気がして、不安で叫ぶだろう。それでも、すぐに仲直りするだろうと思う。思えるようになった。二人で店をやっていくのかもしれないし、戸村飯店が東京に出店するのかもしれないし、そもそもコウスケは埼玉の大学で自分のやりたいことを見つけるかもしれない。どれにしろ、良い方向に向かうだろうという予感がある。この二人なら大丈夫だろうという安心がある。素晴らしかった。

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2025年12月12日

ネタバレ 購入済み

面白かった。

大阪の人の人情がわかる素晴らしい作品。どこか懐かしく、ホッとできるような世界観がとてもよかった。またところどころ笑いもあり最後はちょっと泣ける。そんな素敵な作品だった。軽快な会話もリズムもどんどん読み進めていけるし、なによりシンプルに面白かった。

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2022年07月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大学時代の友人の実家が、大阪の中華料理屋で何度か食べに行かせてもらったのを思い出した。とてもおいしくてあったかいお店だった。

ヘイスケ・コウスケ兄弟二人ともいい子たち。兄、阪神タイガースには興味ないけど本当は野球に興味あったのに、クリスマスプレゼントがサッカーボールだったのくだり、ちょっとせつない

東京に出た兄がアリさんと付き合いだすところがいきなり!?に感じた。そして意外と早く実家に戻るんだ!と。弟が、高32学期の3者面談でいきなり家業を継ぐことを否定され大学受験をするというドタバタ展開もツッコみどころ多すぎて。

瀬尾まいこさん、読みやすいんだけどそこまで私ははまらない。なんでかなぁ。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

温かだー!!!!
笑いと、ちょっとしんみり涙と。
大阪弁を話す兄弟の掛け合いもあり、明るくカラッとしたお話だけど、ヘイスケと同じく上京した身からすると最終章は刺さるところも。
多分書こうとすると、自分の将来であったり家族のこと、居場所、いくらでも重くできる題材なんだけど…
安心と信頼の瀬尾まいこさんなので、
笑顔で締めくくってくれる。前向きにしてくれる。
また好きな作品が増えました〜〜〜
ヘイスケもコウスケも愛しくて仕方ないよ!!!
コウスケの大学編も読みたいし、
ヘイスケが将来もしかしたらいるかもしれない、
戸村飯店編も読みたいよ。(これは私の妄想です)

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2026年07月29日

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