【感想・ネタバレ】夢のころ、夢の町で。 毎日晴天!11のレビュー

あらすじ

勇太(ゆうた)が今も大切に持っている、中学入学式の写真。それは、秀(しゅう)と二人で過ごした時間を、懐かしく呼び起こす宝物――。大学生の秀に当たり屋として出会った、十歳の岸和田(きしわだ)の思い出、養子にしたいと秀が父親の元に通った一年間、そして晴れて勇太を息子に迎え、親子の絆を結んだ四年間の京都時代…。勇太にとって、つらくも鮮やかな幸いの日々を描く、「晴天!」の原点、ついに登場!!※口絵・イラスト収録あり

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 すっごいこのシリーズ大好きなんですよ。
 ということを実感させてくれる話です。
 僕、精神的Mなんで、こういう痛さって心地いいんですよね。胸をえぐられるような痛みがまた、最高なのですよ(死)
 本当に……BLの枠超えてると……何度も、何度も思う。
 そして僕は本当に勇太が好きだと、何度も、何度も思う。
 でも、勇太と真弓みたいな関係は、僕には作れなくて……。
 光と影が結びつくこともある……ってお話。

 点数的には100点。
 もう、これ以上はないと思う。早く、次、出ないかな……。

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2018年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】 勇太(ゆうた)が今も大切に持っている、中学入学式の写真。それは、秀(しゅう)と二人で過ごした時間を、懐かしく呼び起こす宝物。大学生の秀に当たり屋として出会った、十歳の岸和田の思い出、養子にしたいと秀が父親の元に通った一年間、そして晴れて勇太を息子に迎え、親子の絆を結んだ四年間の京都時代…。勇太にとって、つらくも鮮やかな幸いの日々を描く、「晴天!」の原点、ついに登場!!

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2013年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズはこの作品以前の物はほぼリアルタイムで読んでいて、最近になってようやくこれを読みました。

※うろ覚えでいい加減で無責任で不快な感想文になると思いますのでご注意を。

うーん、想像以上に重い話でした。視点や中心は勇太なんですが、結局秀がシリーズで一番変人で未熟でヤバい人だと再確認。勇太もだから最終的に手を出さなかったんじゃないかと。以前の話を結構忘れてるんですが、秀にとってのトラウマ・支えの土台はやっぱり「家族」だと思うんですよね。
ようやくかりそめの親子となって出来た土台を勇太が秀との絆を強固にしたいと恋人関係になっても逆に遠ざかってしまうと言うか…。それを最終的に感じ取って、本来秀は好みだし淡い思いも無くはなかった勇太は、秀が恋愛できたとしてもうまく行かなかった場合のセーフティネットとして「子供」として一生秀を支える人間になろうと決意したみたいな…。
秀は大河と勇太二人がいてやっと人間的になれているんだと思いますね。片方どちらかが欠けてもダメになると思います。家族と恋愛相手二人いないと依存心が偏り過ぎて自分も相手もダメになる感じ。

と大真面目に書いたものの、秀とあと真弓は女性的すぎるかなぁ…とたまに鼻につきました。作者はトラウマ等の書き方がリアルなだけに、同時にそのせいでキャラのファンタジー部分も強烈に感じさせちゃって何とも尻の据わりの悪い感じになります。まるで作者は男×男は特に好きじゃないけれど、話を書きたいが為にBLにしてるんじゃないかみたいな…。秀と真弓のキャラ自体は好きなんですけど、重くてリアルなテーマの話の時には、素にいやいやこんな男いないでしょって気分になります。トランスジェンダーは勿論のこと、ジェンダーニュートラルって感じもしないんですよね。すごくおんなおんなしてて、舞台劇で女の人が男装して男を演じてるのを見てるのに近いです。
それともただ私がBL小説を気軽に楽しめなくなってるだけかもしれませんが…。

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2015年09月26日

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