あらすじ
中西道場の同門・飯岡と行き会い、計画中の武芸所の師範役を乞われた藤兵衛は、時同じく「大塩党」と名乗る集団による強盗騒ぎを耳にする。大店に軍用金を求める投げ文を入れ、断れば力ずくで金品を強奪するらしい。はたして藤兵衛の脳裏にある疑念が浮かぶが、その頃、亡妻の生家・藤田屋にも投げ文が舞い込んでいた。緊迫のシリーズ第六弾!
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Posted by ブクログ
大塩党と称するものから寄付を20両受けたいという書状が大店に投げ込まれる。
断ると、押し込みに変身するらしく、また20両をやっても、次々と無心をし、店を潰すまで要求するという。
里美の母親の実家である藤田屋も、ついに要求の手紙が。
そして、殺された手代や番頭の亡骸を見ると、どれも強者がきった形跡がある。
腕の覚えのある武士たちの集団らしい。
夫婦となって、二人で新居を構える里美と彦四郎。
頼りないと思っていた佐太郎が今回随分と大活躍で助けになった。