あらすじ
上司や先輩に「指示」を仰ぎながら仕事を進める。「計画やコンセプト」をしっかり固めてから行動する。気になった課題を指摘して、改善を提案する。
どれも社会人として模範的な考え方であり、行動です。しかし成長途上の企業にいるのなら、これでは活躍できません。
従順で聞き分けのいい「指示待ち人間」。理想論を語るだけの「評論家」。他人に変化や努力を促す「他責思考」
そんなものは、必要とされないからです。
成長途上の組織が求めているのは、自ら動いて結果を出せるやつです。
前例のない仕事ばかり。慎重さよりスピード感が重要。人手がつねに足りていない。
そんな事情を抱えた組織において、正論や他責思考は必要とされません。成長途上の組織には、その環境に見合った、仕事の進め方、成果の出し方、評価の手に入れ方があります。結果を出したいと思うのなら、そういった「作法」を知ることです。
でも、そんなことは誰も教えてくれません。みんな自分の仕事でいっぱいいっぱいだからです。他人に優しく指導する暇なんてありません。
だから、この本が生まれました。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
ベンチャーに限らず組織で仕事をする上でのマインド。今まで ん?と思ってたことも 書かれていることで腑に落ちた。
Information
・成長できる機会に喜びを感じる姿勢
・「自分でやる」「すぐにやる」「たくさんやる」
・(経営者が決めた方法で)顧客のためになる仕事をする
今後に向けて
・信頼を得るためには結果を出して評価を得る 当たり前なことだけど、結果を出す前にいろいろ言いがちだなと改めて気づいた
・「すべては結果のあとについてくる」 疑問を感じた時には思い出したい
・年上の人、同年代と仕事、コミュニティも関わることが多いので、これからの未来を創る若い世代と関わることを意識したい。
Posted by ブクログ
ベンチャーの働き方のみならず働く上で大事にすべきことを再認識させられましたし、自分が意識していることもあり勇気をもらいました。内容はとても分かりやすく勉強になりました。
Posted by ブクログ
ベンチャーは成長途上の企業。求められるものは結果だけ。
結果を出せば、いくらでも裁量はもらえる。
社長以外は、入れ替わる=人を頼りにしてはいけない。社長に憧れるのでなければ、そのベンチャーではやっていけない。
大手企業出身者は、就活の勝利者、という感覚が抜けない。
ベンチャーに指導役はいらない。
社長は、勝手なやり方で結果を出してほしいとは思っていない。前職のやり方を持ち込まない。社長は手足がほしい。
キャリアアップとは、勤務先企業のちメイドアップや給料アップを意味する。
ベンチャーにファーストペンギンはいらない。セカンドペンギンに徹する。
評論家はいらない。意見を言うと、そう思うならやってよ、と思われる。前の会社でかこうだった、は禁句。
仕組みがない、のはあたりまえ。仕組みにできないことをやったからこそメガベンチャーになった。仕組みができるのは大企業、または誰にでもできる仕事。ないのが当然。ないなら作る。これがセカンドペンギンの仕事。
仕事は常に質より量。量がなければ始まらない。
顧客を見るな、経営者を見ろ。経営者が決めた方法で顧客のためになる仕事をする。
経営者だけしか見えない景色がある。
どんな会社にも喧嘩を嫌う人がかならずいる。
論理ではない判断をしたからこそ、誰もたどり着けないところにいる。経営者に不満があるのは他責思考だから。
期限ギリギリで許されるのは学生まで。
以外とぬるま湯なベンチャー。経営者以外はホワイト。
採用はリファラルで。ローコストで間違いがない。