これが正しいかどうかは置いておいて、いつも上司から言われていることが俯瞰的に理解出来た。
▪️第1章:結果がすべてをつれてくる ―「目標設定」の作法
・裁量や役割を先に求めるのではなく、「まず成果を出す」ことが前提である。
・「良い人間関係に甘えてはいけない」「輝かしい過去を過信してはいけない」など、環境が変わっても適応できる姿勢を持つべきという指摘。
・ベンチャーにおいては「頭脳」だけでなく「手足となる」こと、つまり手を動かせる人材になることが重要。
←統率を取るため、あくまで頭脳=経営者は1人で、その手足になる
・キャリアアップの指標は「役職・給与」ではなく「どれだけ結果を出せるか」であるというマインドセット。
・結果を出す人の共通目的:自分が成長すること
←目指すべき目標
←成長できる機会に喜びを感じる姿勢:人生を支える基盤になる
・結果を出す:数値の結果もだが、経営者の指示を完璧にやり切ることも結果を出すこと
▪️【第2章】評論家は今すぐ退場せよ ―「任務遂行」の作法
・ベンチャーでは「評論」より「実行」。考える前にまず動く。
←評論家と改革者は紙一重:どちらも俯瞰的に組織を見ている。それを実行するかどうか
←経営者が実行したことを、型や仕組み化してくのがセカンドペンギンの役割
・“セカンドペンギン”が組織を動かす。最初に続いて飛び込む勇気。
←与えられた人もを確実に遂行できる人が評価される
←評価:裁量のある仕事も給料UPも結果を出して評価された先に与えられるものなので、評価を考える
・「スピード感のないベンチャーは死ぬ」。スピードはすべてを凌駕する。
・トレンドに敏感になる:まずはする。流行るかはわからん状態で。その後に考える
・「納得してから動く」を捨て、やり抜く量が質を生む。
・誰かがかまってくれることを喜ぶべき
【第3章】誰の期待に応えるべきか ―「指示対応」の作法
・“顧客”よりもまず“経営者”の期待を読む。事業貢献の視点を持つ。
⚠️(経営者が決めた方法で)顧客のためになる仕事をする
ベンチャーは評価制度が不明瞭だから、指示と違うことをすれば反抗的なやつとして、評価を下げられる
・上司や経営者の期待に応えることを目標にする
・朝令暮改を受け入れられる柔軟さ。環境変化に適応しながら動く。
←自分の視点だけで考えない。上司だけが見える景色もある
←説明を求めない。指示されたら動く。行動する理由はそれだけでよい
⚠️・依頼者自身も100点がわかっていないから、早い段階で出す。何が良いか依頼者がわかっていなくても、それで良いかはわかるので
・反対意見を出す場合:
相手の意向を踏まえた別案として出す(相手の指示通りした結果、こう思ったという風に)
←社内営業は重要なスキル
・「期待に応える」と「期待を超える」の違いを理解し、評価を取りに行く。
←結果を出しつつ、上司や関係者からの評価が上がるようにする
・過去の信頼が人の評価をつくる
・ビジネスでは自己評価は意味ない。他者評価が全て
ここまでよんだ
【第4章】他者への期待を捨て去る ―「連帯形成」の作法
・「他者に期待する」より「自分が動いて他者を動かす」。
・人に頼れる人:自分の限界以上の大きな仕事ができるようになる
・自立と連帯を両立させることがチームの信頼を生む。
・“助けられる人”より“動かせる人”を目指す。
・他責思考:自己弁護の方法を考えるのは時間の無駄
【第5章】落ちたボールを拾いにいけ ―「職務越境」の作法
・「自分の仕事じゃない」と線を引かず、枠を超えて価値を出す。
⚠️・曖昧な仕事 = 裁量のある仕事 -> 仕事を自由にアレンジして意見や能力をアピールできるチャンス
・担当外の“ボール”を拾いに行く人が信頼と成長を得る。
・越境はリスクではなく成長のチャンス。
・社長のボールをとりに行く
⚠️社長がAIに興味を持っていれば、AIの活用事例を持っていくなど
⚠️・仕事を任せたい人:自分よりもうまくやってくれる人
十分なクオリティで仕事を先回りしてやってくれる人には、自分の方が早いと思いつつ、仕事を任せたいと思う
レベルの高い仕事に手を出して、納得してもらえたら、せいしきに権限を付与してもらえる
【終章】あなたが群れを抜けるとき
・5つの作法を身につけたうえで、次のステージへ“旅立つ”視点を持つ。
・組織を去るときも、信頼と実績を残して「恩返し」できる人であること。
・「この経験が市場でどう価値になるか」を自覚し、次を設計する。
・稲盛さんの言葉:総論楽観、各論悲観
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する