【感想・ネタバレ】ベンチャーの作法 「結果がすべて」の世界で速さと成果を両取りする仕事術のレビュー

あらすじ

上司や先輩に「指示」を仰ぎながら仕事を進める。「計画やコンセプト」をしっかり固めてから行動する。気になった課題を指摘して、改善を提案する。
どれも社会人として模範的な考え方であり、行動です。しかし成長途上の企業にいるのなら、これでは活躍できません。
従順で聞き分けのいい「指示待ち人間」。理想論を語るだけの「評論家」。他人に変化や努力を促す「他責思考」
そんなものは、必要とされないからです。

成長途上の組織が求めているのは、自ら動いて結果を出せるやつです。

前例のない仕事ばかり。慎重さよりスピード感が重要。人手がつねに足りていない。
そんな事情を抱えた組織において、正論や他責思考は必要とされません。成長途上の組織には、その環境に見合った、仕事の進め方、成果の出し方、評価の手に入れ方があります。結果を出したいと思うのなら、そういった「作法」を知ることです。

でも、そんなことは誰も教えてくれません。みんな自分の仕事でいっぱいいっぱいだからです。他人に優しく指導する暇なんてありません。

だから、この本が生まれました。

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Posted by ブクログ

ベンチャーの作法を一言で言うと『結果をだす』これ一択!
ベンチャーは誰も足を踏み入れてない領域のため事例・前例などはない。

二の足を踏んでる場合ではない。
経営者がファーストペンギンならばセカンドペンギンを狙ってスピードを持って前進するのみ。

やる!やる!やる!やる!
とにかくやってやってやりきる!

結果を出す人材を必要とされる。
それがベンチャーで生き残るための作法。

大手は大手の組織体系、ベンチャーはベンチャーのやり方があるのだと肝に銘じました。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

これが正しいかどうかは置いておいて、いつも上司から言われていることが俯瞰的に理解出来た。

▪️第1章:結果がすべてをつれてくる ―「目標設定」の作法
・裁量や役割を先に求めるのではなく、「まず成果を出す」ことが前提である。
・「良い人間関係に甘えてはいけない」「輝かしい過去を過信してはいけない」など、環境が変わっても適応できる姿勢を持つべきという指摘。
・ベンチャーにおいては「頭脳」だけでなく「手足となる」こと、つまり手を動かせる人材になることが重要。
←統率を取るため、あくまで頭脳=経営者は1人で、その手足になる
・キャリアアップの指標は「役職・給与」ではなく「どれだけ結果を出せるか」であるというマインドセット。
・結果を出す人の共通目的:自分が成長すること
←目指すべき目標
←成長できる機会に喜びを感じる姿勢:人生を支える基盤になる
・結果を出す:数値の結果もだが、経営者の指示を完璧にやり切ることも結果を出すこと

▪️【第2章】評論家は今すぐ退場せよ ―「任務遂行」の作法
・ベンチャーでは「評論」より「実行」。考える前にまず動く。
←評論家と改革者は紙一重:どちらも俯瞰的に組織を見ている。それを実行するかどうか
←経営者が実行したことを、型や仕組み化してくのがセカンドペンギンの役割
・“セカンドペンギン”が組織を動かす。最初に続いて飛び込む勇気。
←与えられた人もを確実に遂行できる人が評価される
←評価:裁量のある仕事も給料UPも結果を出して評価された先に与えられるものなので、評価を考える

・「スピード感のないベンチャーは死ぬ」。スピードはすべてを凌駕する。
・トレンドに敏感になる:まずはする。流行るかはわからん状態で。その後に考える
・「納得してから動く」を捨て、やり抜く量が質を生む。
・誰かがかまってくれることを喜ぶべき

【第3章】誰の期待に応えるべきか ―「指示対応」の作法
・“顧客”よりもまず“経営者”の期待を読む。事業貢献の視点を持つ。
⚠️(経営者が決めた方法で)顧客のためになる仕事をする
ベンチャーは評価制度が不明瞭だから、指示と違うことをすれば反抗的なやつとして、評価を下げられる
・上司や経営者の期待に応えることを目標にする
・朝令暮改を受け入れられる柔軟さ。環境変化に適応しながら動く。
←自分の視点だけで考えない。上司だけが見える景色もある
←説明を求めない。指示されたら動く。行動する理由はそれだけでよい
⚠️・依頼者自身も100点がわかっていないから、早い段階で出す。何が良いか依頼者がわかっていなくても、それで良いかはわかるので
・反対意見を出す場合:
相手の意向を踏まえた別案として出す(相手の指示通りした結果、こう思ったという風に)
←社内営業は重要なスキル
・「期待に応える」と「期待を超える」の違いを理解し、評価を取りに行く。
←結果を出しつつ、上司や関係者からの評価が上がるようにする
・過去の信頼が人の評価をつくる
・ビジネスでは自己評価は意味ない。他者評価が全て

ここまでよんだ 

【第4章】他者への期待を捨て去る ―「連帯形成」の作法
・「他者に期待する」より「自分が動いて他者を動かす」。
・人に頼れる人:自分の限界以上の大きな仕事ができるようになる
・自立と連帯を両立させることがチームの信頼を生む。
・“助けられる人”より“動かせる人”を目指す。
・他責思考:自己弁護の方法を考えるのは時間の無駄

【第5章】落ちたボールを拾いにいけ ―「職務越境」の作法
・「自分の仕事じゃない」と線を引かず、枠を超えて価値を出す。
⚠️・曖昧な仕事 = 裁量のある仕事 -> 仕事を自由にアレンジして意見や能力をアピールできるチャンス
・担当外の“ボール”を拾いに行く人が信頼と成長を得る。
・越境はリスクではなく成長のチャンス。
・社長のボールをとりに行く
⚠️社長がAIに興味を持っていれば、AIの活用事例を持っていくなど
⚠️・仕事を任せたい人:自分よりもうまくやってくれる人
十分なクオリティで仕事を先回りしてやってくれる人には、自分の方が早いと思いつつ、仕事を任せたいと思う
レベルの高い仕事に手を出して、納得してもらえたら、せいしきに権限を付与してもらえる

【終章】あなたが群れを抜けるとき
・5つの作法を身につけたうえで、次のステージへ“旅立つ”視点を持つ。
・組織を去るときも、信頼と実績を残して「恩返し」できる人であること。
・「この経験が市場でどう価値になるか」を自覚し、次を設計する。
・稲盛さんの言葉:総論楽観、各論悲観
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する

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2025年10月29日

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ベンチャーではとにかく行動して、とにかく結果を出すことが大事。
なぜベンチャーでそれが求められるのかを述べている。
いわゆるベンチャーだけでなく、小さな組織全般で参考になる。

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2025年10月19日

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結果を出すこと、何事も自分ごとと捉えること。ベンチャーで働くということは、自分の裁量も広く自由度が高い。その一方でスピード感や変化についていけなければすぐに見切られる。そんな環境での働き方、姿勢や意識から具体的な行動まで網羅されている良書。定期的に読み返したい。

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2025年10月10日

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今私はベンチャーで働いている。
「何かできることありますか?」と聞いてしまうことがあったが、自分でボールを拾いに行くのが成長につながるし、仕事を自分で見つけてこなければならないと思う。
ベンチャーのイメージとかけ離れているとてもいい環境だが、そこに甘んじすぎないようにしたい

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2025年09月09日

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ネタバレ

ベンチャーに限らず組織で仕事をする上でのマインド。今まで ん?と思ってたことも 書かれていることで腑に落ちた。
Information
・成長できる機会に喜びを感じる姿勢
・「自分でやる」「すぐにやる」「たくさんやる」
・(経営者が決めた方法で)顧客のためになる仕事をする

今後に向けて
・信頼を得るためには結果を出して評価を得る 当たり前なことだけど、結果を出す前にいろいろ言いがちだなと改めて気づいた
・「すべては結果のあとについてくる」 疑問を感じた時には思い出したい
・年上の人、同年代と仕事、コミュニティも関わることが多いので、これからの未来を創る若い世代と関わることを意識したい。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

①書籍の要旨…ベンチャーは結果を出すことが求められる。結果を出すためにはいくつかの作法がある。
②具体的な内容…各作法は自らがあらゆることに率先して行動することで成り立つ。
③学び…セカンドペンギンで他の人を導く、なんでもすることが大切という点が納得。型がなく、色んなことが起こるのがベンチャー。そんな中でも自らボールを拾いに行くことが出来る人になり、継続して行ける人になりたい。

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2025年03月31日

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今まで「ふつう◯◯だよね」と思っていても、理由を説明できないことがたくさんあったけど、なぜそうなのか言葉にしてくれている本だった。
「あいつは口だけだ」と煙たがられていた人のことも、「社長は現場をわかっていない」と言っていた人のことも「そうそう!そういうこと!」ということばかり。
個人的には「納得感」の話が一番刺さったし、ベンチャーで働くということをちゃんとわかってなかったんだなーと思った。

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2025年03月30日

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ベンチャーは結果がすべて。
常に結果ファースト、裁量や報酬は後からついてくるもの。
結果に必要なマインドは自責とgive精神に尽きる。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

ベンチャーの作法

◆所感
・ベンチャーの作法、と言う題名だが、全てのビジネスマンが実践すべき良書。是非みんな読んでほしい。

◆学び
・モチベーションは関係ない
結果が出るから、やる気が出る。やりたいことがなくモチベーションが湧かない時こそ無心で結果を追いかけるべき。

・トレンドに敏感になる
行りを察知し、とりあえず体験してみる。流行っているということは、人の心を動かす理由がある。

・とりあえず全部やってみる
納得感はいらない。組織で働くということ。自分の視野だけで判断しない。上しか見えてない景色がある。正解なのか?ではなく、正解にする、のが仕事である。

・登用もリーダーの仕事
人が足りないなら、自分で連れてくるしかない。評論家はNGであり、ただ管理するだけの人はいらない。プレイヤーとしての成果を追い求める

・セカンドペンギンこそ価値がある
トップの考えを組織全体に伝播し浸透させるセカンドペンギンこそ価値がある。何よりも自分が率先してスピード感を持ってたくさんやり抜く。

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2025年03月24日

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面白かった!
ベンチャーで働く自分にすごく響く内容だった。

・結果が全て、結果を出した後に全てついてくる
・他責はするな
・SNSのフォロワー数も資産になる

改めて努力しようと思った!

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2025年03月18日

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まさに前面接を受けた企業の社長と同じことを言っていて驚き。
とにかくやるしか無い、前に前にやることで結果はついてくる。質じゃなくて量を取りに行くって言うこと。経営者の言うことはコロコロ変わるけどそれに対応できるか、、も重要なのだと理解した。
正直自分は怖いなって思ってしまった、こんな結果だらけの世界でやっていけるんだろうか?25歳のつぶやき。でも、ここに書いてあることって正直どの仕事をする上で重要だよね、、と納得感もあった。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

結構よかった。
・落ちてるボールを拾う→高いクオリティを出す→信頼を得る→仕事を得る→裁量を得る。
・実行が全て、評論家や管理者はいらない。
・ベンチャーが勝てる方法はスピード。
・助けてもらうために助ける。自分と似た人間がいない場所で働く。

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

・感想
良い点
1.具体性と現実感が高い
 著者が多数の企業/人材案件に関わってきた経験にもとづく事例や行動指針が多く、「こう動くとどうなるか」が想像しやすい。 
2.ベンチャー特有のスピード感・柔軟性・主体性への要求を明確に教えてくれる
 大企業の仕事スタイルとは異なる環境で何が必要かが切り込まれており、ベンチャーで働く/働きたい人には羅針盤になる。 
3.普遍的な働き方のヒントも含んでいる
 スピード・結果・主体性などはベンチャー以外でも評価される資質であり、この本の作法は他社/他業界でも活かせる。 
4.鼓舞的・意識改革の促しとして優れている
 「評論家ではなくセカンドペンギンであれ」「手足としてまず動け」など、心構えを変えるきっかけになる言葉が多く刺さる。 

弱い点・留意点
1.期待値のハードルが高く感じる
 この本が求める「速さ」や「範囲を越えて手を出すこと」などは、物理的・経験的に余裕がない人には実践が難しい。時間・エネルギー的なコストがかかる。
2.バランスの取り方のガイドが薄い部分がある
 ベンチャーだと“すべてをやる”ことが必ずしも最適とは限らないが、「職務越境」などが強く推されており、過負荷・バーンアウトのリスクをどう避けるか、どうセーブするかのヒントがやや少ない。
3.人によって合う・合わない作法がある
 性格・役割・会社文化によっては「無茶に応える」「指示に従う」「従順さ」などが心地よくない・非効率に感じる人もいる。自分の立ち位置を見極めて取捨選択する必要がある。
4.成功例中心のストーリーで、失敗事例や“こうしたら失敗した”という分析がもっとあるとより説得力が強かったかも、という声もある。

・Todo
1.自分の目標設定を「結果ベース」に見直す
 現状の目標・KPIを整理し、「裁量/過程」ではなく「数字や成果」に基づく指標を持つ。「手足として何が結果につながるか」を明らかにする。
2.小さな“職務越境”プロジェクトを一つ引き受けてみる
 普段の担当業務外で、プロジェクトやタスクで関係が薄い部署・業務に関わる機会を探して参加する。幅を広げることで評価の幅も広がる。
3.速度と改善のサイクルを速く回す
 “80%できたら出す” → フィードバックを受ける → 改善 → さらに出す、というミニPDCA(または “Do→Do→Do→Check→Act” など)を普段のタスクに取り入れる。
4.「評論家的思考」を自覚・抑制する
 アイデアを批評したり否定する前に、“まずは動いてみる/試してみる”という姿勢を優先する。自分が評論家になっていないか、定期的にチェックする。
5.指示待ちをやめ、経営者の意図を読み取る訓練をする
 上司や経営者の発言・方針に対して、「なぜその方向か」「この指示で何を達成したいのか」をできる範囲で仮説を持ち、それに沿って動く。指示の裏の意図を読む力を鍛える。
6.評価される行動を増やす工夫をする
 ただ仕事をこなすだけでなく、「期待を超えるアウトプット」「他者が手を取りたくなる貢献」「リーダー的視点での思考や提案」を意識して行動する。たとえば、「このプロジェクトの成果をもっと良くするには?」と考えて手を出す。
7.自分の限界とリソースを見定め、戦略的に選ぶ
 全ての“職務越境”“速度”“要求に応える”ことを無条件でやるとバランスを崩すことがある。自分が今どの役割・どの立場にいて、どれだけ余力があるかを把握し、最もインパクトある行動にリソースを集中する。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

著書を読むなら若ければ若いほどよいと思う。なぜか?素直さがあるから。年齢が上がってくると人は新しい挑戦をしなくなります。けど、それじゃあいけない。自身のアップデート及びベンチャーマインドを培うならこの著書は有益なのである。

一貫して書かれてることが…

意見より結果。
仕事だからやるではなく、必要だからやる。
経営者や上司に話を聞いてもらいたい場合は、いったん相手の意向を受け入れ、それを一部でもいいので取り入れた別案なら、話を聞いてもらえることが多い。

著書の最後に著者によりベンチャーの向き・不向きの基準があり、ここをしった上でベンチャーを目指すなら読まれた方が良いと思う。

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2025年08月10日

Posted by ブクログ

はじめに
の章からかなりおもしろかった。
結果を出す。の本当の意味がわかった。
モチベーションが上がらないということ自体がナンセンス。結果を出せば勝手にあがります。
なるほどー!笑
やり抜く!信頼を得る方法。ベンチャーといえども根回しは大事。など、
すぐよめます。

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

大企業に勤めていると、失われていくハングリー精神をかき立てられる1冊
ベンチャー企業は結果が全てなので、いかに早くやるかが重要。ただ大企業から転職して移った場合は、裁量を求めて転職することが多く、結果よりも材料を求めてしまう。
ただ裁量を得るためにも結果を出さなければならない。
また輝かしい過去(大企業での経験等)をベンチャー企業では何も役に立たないと思った方が良い。特にベテランはマイナスの意識でスタートすることが大事。
仕事において質が高い人は量をやっている。つまり量を殺さないと質は上がらない。そして最も重要な事はスピードと素直さである。またグリットの精神も重要である。

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2025年06月13日

Posted by ブクログ

ベンチャー精神ある会社で働くマインドを学べる

・とにかく結果がすべて
・経営者の想いを汲んで動く
・ブリリアントジャーク(優秀だけど協調性のないやつ)

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2025年05月18日

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筋肉質なメッセージ。
自分は共感できるが、これに共感できない人と社内外で共同作業していかないといけないことも事実。

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

タイトル通り、兎角結果を出すことがベンチャーで働くうえで何よりも優先されることを書いた本。
冒頭いかに元大企業社員がベンチャー転職して老害化するリスクを孕んでいるか書かれていたけど、こんなセンスのない人実在するのか?!と驚いた。。
自分が一緒にプロジェクトをやってくれている人はどれだけ良い人材か実感することができた。私の思いをしっかり尊重してくれる存在を捕まえられていることは自分の一つの功績だと思えた。

そしてプロジェクト起案者の立場として読むと、自分は社員の3倍働いているか?不確実な情報の中でも決断できているか?自身を養うために最低15万円の売上があるか?などなど、自分には覚悟が足りていないと思わされることがたくさんあった。
今後も読み返して、ベンチャー社長と同じ気持ちで事業に向き合えているか、自戒のために使いたいと思った。

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2025年04月27日

Posted by ブクログ

会社で注意されたり指導されたりするどの会社にも共通するようなことが網羅されている本だと思った。
ベンチャーと書いてあるが、大手でも変わらなく必要とされる力が多いと思う

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2025年03月31日

Posted by ブクログ

ほんとにその通り!っていうことだらけ。転職のタイミングで改めて初心を忘れずにがんばろうと思えた。自分自身もまだまだやれてないなと再認識

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

ベンチャーよりの企業に転職するので読んだ。
自分がプレイングマネージャーとして動けるかはやってみないと分からないが意識の持ち方としては参考になった。

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2025年03月26日

Posted by ブクログ

大手からベンチャーに転職した身としてはこの本の言わんとすることはわかりました。
ただベンチャーの多くはジョブ型であって、もちろん守備範囲広いことを求められるけれども、それを差配するような経営層は忙しくて結局仕事は固定されがちってのはあると思う。

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2025年03月22日

Posted by ブクログ

ベンチャー気質のある企業に就職予定なので、「ベンチャー」のタイトルを見て読み始めました。
これからベンチャー企業で働く人というよりは、大手企業や他の企業で長年働いた経験のある方が転職する時のマインドセットが書かれていたという感想です。
逆に経験則が無い私には「まだ伸び代あるかも!」と働くことへの高揚感をもたらしていただいたと思います。

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2025年03月13日

Posted by ブクログ

つべこべ言わずに、セカンドペンギンとして結果出せ!というのは、ほんそれ。
あと、ボスが最近自分に無茶を言わなくなったらヤバいてのも、ほんそれ。
ボスにはボスの言えない事情があるから理由を求めるなてのも、ほんそれ。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

若手に向けた内容、だと思うが、アラフィフの僕にも刺さる内容があった。

■はじめに
 企業の成長段階(大企業とベンチャー)で求められる働き方が変わる
 大企業:PJ一部を担当(与えられた仕事をこなす)
     →信頼を得る→結果を求める仕事を任される
 ベンチャー:仕事で結果を出す
     →評価・信頼を得る→さらに大きな仕事を任される

ベンチャーの5つの作法
■第一章:目標設定の作法(結果がすべてを連れてくる)
・結果より先に裁量を求めるな
 まず言われたことをやり、信頼を得る。そして裁量を得る。
・会社での評価は適応力の評価でしかない
・頭脳となるな、手足となれ
 頭脳(経営者)の指示を忠実に実行に移す。勝手な考えを広めない。
・仕事は、自分で選ぶ。そこで結果を出す。
・やる気は不要。結果だけを追いかけてみる。

■第二章:任務遂行の作法(評論家は今すぐ退場せよ)
・セカンドペンギンで群れを導く
 ファーストペンギン(経営者)に続いて行動し、
 与えられた任務を確実に遂行する
・評論家は不要
 前の会社ではこうだった、はいらない。
 異なる環境においても再現性のある仕事をできる人を目指す
 評論家+行動=革新者
・スピード感は最重要、礼儀は必要
・トレンドについていく
 時代の流れについていかないとビジネス世界から締め出される
・自分で自分に厳しくする
 結果を出す人はみな、陰で努力しているのは事実。
 仕事の質が高い人は、量をやっている
・納得感は不要
 嫌ならやめれば。上司は部下を納得させる義務はない。見放すのみ。
・結果が出るまでやり抜く
 やるだけではダメ。評論家からの批判を恐れず、最後までやり抜く人が勝つ
 評論家からの批判には慣れるしかない。鈍感力。
 総論楽観、各論悲観(稲森和夫)
■第三章 指示対応の作法(誰の期待に応えるべきか)
・顧客より経営者を見る
 顧客を大事にしろ、という経営者の言葉をしっかり守れ
・組織は結局ピラミッド構造
・朝令暮改を受け入れる
 経営者にしか見えていない景色がある
 「正解なのか?」ではなく、「正解にする」のが仕事
 論理的に正解を出せないから誰もたどり着いていない場所に行ける
・正解が分からなくても、判断材料はすぐ提示できる
・他社を振り回すな
 社内営業、は大事。
・仕事の優先順位を自分で決めない
 相手に判断をゆだねる
■第四章 連体形性の作法(他者への期待を捨て去る)
・言ったことはやってもらえる、と思ってはいけない
 優先度の低い他部署の仕事は簡単に放置される
・助けてもらえる人、に共通するのは、まず自分から他者を助けていること
・ビジネスで大きな結果を出してきた人はみな、多くの人から助けを得ている
 自分のプライドよりビジネスでの結果を重視している
・マイクロマネジメントと丸投げを使い分ける
・我以外皆我師(吉川英治)
・知りたい、と思われる人になれ
 相手から距離を縮めたいと思われるとよい関係性を構築できる
・自分の仕事に全力を尽くし、他社を助け、他社からの助けも受け入れる
・ボスマネジメント
 根回しして仕事進めたほうが楽で速い
 上司が上の上司に評価されるためにどうすればいいのかという視点を持つ
・自分勝手にならない(自責思考)
 テイカー(情報搾取者)はやがていなくなってしまう
■第五章 職務越境の作法(落ちたボールを拾いに行け)
・関係のない仕事は組織に存在しない
 大事なことは仕事と仕事、人と人の間に落ちている
 あいまいな仕事=裁量のある仕事
・管理職なら管理できるだけでなく、人材採用、プレーヤーとしても結果を出す
・越権はNG
 他者(他部署)が持っているボールを奪ってはいけない
 きちんと筋を通すことが重要
・期待されたことの12割の結果を出す。期待の壁を超える

■終章 あなたが群れを抜けるとき
・バックオフィスの退職は組織崩壊の予兆
・T2D3 売り上げが毎年3倍×2、2倍×3と上昇しているか
・中途半端な黒字にすがるな
・SNSを始める キャリアアップに繋がる
 社内に発信できる自分の仕事があるか

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

「結果が全て」ということを執拗に述べるビジネス書。時折挟まるコラムが面白い。総じてさくっと読め、目新しいことはおそらくないが、基本姿勢を見直すにはよいかも。
あと、ベンチャーの作法とは言うけども、JTBCでもさして変わらなくないですか?

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

「再現は無理だけど、言ってることはわかる」
そんな気持ちになることが多い本だった。

これがベンチャーの感じなのか〜ってふむふむできる一冊。新鮮な世界で面白かったし、参考にするべきポイントもあった(向き不向きがあるので、刺さらない人には全く刺さらないとも思う)

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ベンチャーは成長途上の企業。求められるものは結果だけ。
結果を出せば、いくらでも裁量はもらえる。
社長以外は、入れ替わる=人を頼りにしてはいけない。社長に憧れるのでなければ、そのベンチャーではやっていけない。
大手企業出身者は、就活の勝利者、という感覚が抜けない。
ベンチャーに指導役はいらない。
長は、勝手なやり方で結果を出してほしいとは思っていない。前職のやり方を持ち込まない。社長は手足がほしい。

キャリアアップとは、勤務先企業のちメイドアップや給料アップを意味する。
ベンチャーにファーストペンギンはいらない。セカンドペンギンに徹する。
評論家はいらない。意見を言うと、そう思うならやってよ、と思われる。前の会社でかこうだった、は禁句。

仕組みがない、のはあたりまえ。仕組みにできないことをやったからこそメガベンチャーになった。仕組みができるのは大企業、または誰にでもできる仕事。ないのが当然。ないなら作る。これがセカンドペンギンの仕事。
仕事は常に質より量。量がなければ始まらない。
顧客を見るな、経営者を見ろ。経営者が決めた方法で顧客のためになる仕事をする。
経営者だけしか見えない景色がある。
どんな会社にも喧嘩を嫌う人がかならずいる。
論理ではない判断をしたからこそ、誰もたどり着けないところにいる。経営者に不満があるのは他責思考だから。
期限ギリギリで許されるのは学生まで。
以外とぬるま湯なベンチャー。経営者以外はホワイト。
採用はリファラルで。ローコストで間違いがない。

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2025年04月24日

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