【感想・ネタバレ】童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇のレビュー

あらすじ

宮沢賢治の童話はその詩とともにきわめて特異なものである。「あなたのすきとおったほんとうのたべもの」になることを念じて書かれた心象的なこの童話の一つ一つは、故郷の土と、世界に対する絶えざる新鮮な驚きのなかから生まれたものである。どの一篇もそれぞれに不思議な魅力をたたえた傑作ぞろい。

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大人になって再び読んでみました。『蜘蛛となめくじと狸』と『注文の多い料理店』が印象に残りました。小さい頃は怖いなと思いながら読んでいましたが、今読むと、なんというか、少しぞくぞくしたのは私だけでしょうか。

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2023年05月02日

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賢治のなかではピカイチだ。ジョバンニのモノローグが『北の国から』の純くんばりにひとつづきなのがかわいい。

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2013年05月09日

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短編集。有名な話が沢山入っている。中でも銀河鉄道では、表現がとても独特で、本当に銀河の中を鉄道が走っているように見えてくる。内容は新潮社と重なっている部分がある。

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2016年10月10日

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言葉が入りづらく、もっと理解できればより楽しめたと思う。
大事な感覚を思い出させてくれた気がする。

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2013年04月19日

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恥ずかしながら読んだことの無かった「銀河鉄道の夜」。
未完成で原稿用紙の無い部分もあるので、やや意味不明だったけど、他のに比べれば大分マシ。童話と言うより素敵な詩だと思えばかなり感動的であるし、信奉者の多いのも頷ける。
読みやすくて面白い「注文の多い料理店」「オツベルと象」「どんぐりとやまねこ」あたりはさすがに既読だったけど、当時を思い出して懐かしく読んだ。
「オツベルと象」は社会人になってから読むと唸るところがある。

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2012年01月25日

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ネタバレ

渋滞に巻き込まれたバスの中でイッキに読んだ。どの話にも懐かしい感覚と共に引き込まれる。最後の「銀河鉄道の夜」を読んで空を観たけれど、今夜は明るい月しか観られず落ち込む。
宮澤賢治の豊かな感受性に憧れつつも、やはり生きづらい面も大きいのだろうなぁと思ったり。

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2011年10月13日

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