あらすじ
「一刻も早く左平次さんのもとへ」中橋天王祭の日、汗を吹き出しながら、同心の清四郎は猛然と駆けていた。北番所の鉄砲と火薬、弾五十発が盗まれたというのだが、今朝見かけた左平次の表情に、清四郎は胸騒ぎを覚えたのだ。左平次の長屋に急行した清四郎だが──(「消えた左平次」より)。表題作ほか「清四郎の反乱」「二人拐かし」の全三篇を収録。山菜の天ぷら、蕎麦、鰻丼など美味しい御飯も沢山登場。続々重版、王道の時代小説シリーズ、お待ちかねの第二弾!
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Posted by ブクログ
1巻目より面白い!
清四郎は まだ19歳なんですね。
嫁取りの話しが持ち上がる。
八丁堀小町といわれる娘
ところが 会う日には 拐かしがおきて お見合いどころではない。
札差の息子 松太郎と新吉がふたりとも攫われる。
このふたりの息子は しっかりもので
自分の店が阿漕な金儲けをやってること
こんな店は継ぎたくない
と 思っていた。
そこにつけこまれた事件
左平次がいつもいくお店 みくら
美味しい鰻や豆腐が出てくる。
そこのお店のお花が 清四郎のことが大好きなのだが うとい 清四郎は気がつかない。
この父親のような左平次の他にも
清四郎が生まれる前からつかえてくれるお竹
小者の仙太
この仙太が溺れて意識が戻らなかった時
清四郎は必死で呼んだ
意識が戻った時 仙太は
あの若の声でこの世に帰ってこれた!
という。
未熟な清四郎を 左平次 他 周りの人たちが
あたたかく育てる
私の希望としては お花ちゃんに嫁に来てもらったらどうだろう!
なんて思うけど どうなりますかね!
シリーズで読みたいお話しです。