落としの左平次(二) 消えた左平次

落としの左平次(二) 消えた左平次

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

4.0

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「一刻も早く左平次さんのもとへ」中橋天王祭の日、汗を吹き出しながら、同心の清四郎は猛然と駆けていた。北番所の鉄砲と火薬、弾五十発が盗まれたというのだが、今朝見かけた左平次の表情に、清四郎は胸騒ぎを覚えたのだ。左平次の長屋に急行した清四郎だが──(「消えた左平次」より)。表題作ほか「清四郎の反乱」「二人拐かし」の全三篇を収録。山菜の天ぷら、蕎麦、鰻丼など美味しい御飯も沢山登場。続々重版、王道の時代小説シリーズ、お待ちかねの第二弾!

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落としの左平次 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 落としの左平次
    814円 (税込)
    佐々木清四郎は、齢十八歳。定町廻り同心となり三年がたつが、まだ見習い同然の扱いだ。そんなある日上役に呼ばれ、左平次預かりの命を受ける。左平次は、優秀な廻り方で「落としの左平次」と呼ばれていたが、理由あって引退、今は町人の身分だという。どうやら亡くなった清四郎の父親の元同僚らしい。早速、娘の亡骸が運びこまれた番屋で清四郎は左平次に怒鳴られるが──厳しくも温かく鍛えられながら、清四郎は一人前の同心を目指して奔る! 鰻丼、錦糸丼など美味しいご飯も沢山登場するノンストップエンターテインメント時代シリーズ、堂々たる幕開け。
  • 落としの左平次(二) 消えた左平次
    814円 (税込)
    「一刻も早く左平次さんのもとへ」中橋天王祭の日、汗を吹き出しながら、同心の清四郎は猛然と駆けていた。北番所の鉄砲と火薬、弾五十発が盗まれたというのだが、今朝見かけた左平次の表情に、清四郎は胸騒ぎを覚えたのだ。左平次の長屋に急行した清四郎だが──(「消えた左平次」より)。表題作ほか「清四郎の反乱」「二人拐かし」の全三篇を収録。山菜の天ぷら、蕎麦、鰻丼など美味しい御飯も沢山登場。続々重版、王道の時代小説シリーズ、お待ちかねの第二弾!
  • 落としの左平次(三)忘れ去られた女
    814円 (税込)
    朝露のおりた草むらに埋もれるように、女がひとり横たわっていた──見習い同心・佐々木清四郎が駆けつけ検めると、女は骨と化していた。女の着物を探ると袂の裏から、繊細で美しい装飾が施された蒔絵の櫛がでてきて……ひとりで探索することを決意した清四郎は、果たして左平次を頼らずに事件を解決できるのか?(「忘れ去られた女」より)表題作の他「恨みのかたち」「怒りの左平次」の全三編収録。軍鶏鍋、鰻めし、あぶ玉丼……美味しいご飯も沢山登場。時代小説の王道をゆく大人気捕物帖シリーズ、早くも第三弾。
  • 落としの左平次〈四〉 いのちのゆくえ
    836円 (税込)
    左平次の妻子の命を奪った丹波笹野藩と結託して不正を働く丹後宮田藩。復讐の思いを胸にしたまま左平次が姿を消してしまう中、宮田藩の下屋敷で賭場が開帳されるとの情報を得た同心・清四郎は町方の職分を越えて探索を始める。藩邸に忍び込んだ清四郎が目にしたのは、大名家を相手に単身闘いを挑もうとする左平次の姿だった。無謀ともいえる二人を待つのは果たして……(「闘いの果て」より)。ほかに「三十八年目の娘」「いのちのゆくえ」の全三編を収録。見習い同心・清四郎&神と呼ばれた元同心・左平次が、時に衝突しながらも事件の謎を追う大人気捕物帖シリーズ第四弾!

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落としの左平次(二) 消えた左平次 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    松下隆一『落としの左平次 二 消えた左平次』ハルキ文庫。

    書下ろし時代小説シリーズの第二弾。『清四郎の反乱』、『二人拐かし』、表題作『消えた左平次』の三篇を収録。

    見事なまでに巧い造りの時代小説になっていることに感心する。佐々木清四郎の同心として成長していく姿を描きつつ、かつて『落としの左平次』と呼ばれた元廻り方の本郷左平次の過去の秘密を少しずつ明かしていくという、読者の興味を深々と擽り続ける筋書きの時代小説になっているのだ。また、余り語らぬ左平次が次々と咎人の正体を暴き、様々な手を使いその罪を自白させる様が非常に面白いのだ。


    『第一話 清四郎の反乱』。清四郎に考えるだけ考えさせながら、危機とみれば救いの手を伸ばす左平次。過去に清四郎の父親と左平次との間に何やら因縁があってのことか。それにしても現代社会でもあり得るような殺しの真相には驚いた。定町廻り同心としてなかなか成長出来ず、左平次預かりとして本郷左平次に付いて廻り方の仕事を学ぶ佐々木清四郎は、手掛けていた政吉殺しの調べで、手柄欲しさに暴走し、謹慎処分となる。


    『第二話 二人拐かし』。何時も無口で傍若無人な態度の左平次が清四郎に人の心の大切さを説く。またも清四郎の暴走をまるで最初から知っていたかのように左平次が救う。清四郎の知らぬ間に女中の竹、母親の妙らが動き、密かに清四郎の縁談が進んでいた。そんな中、札差信濃屋の二人の息子が行方知れずとなり、三千両もの大金を要求する信濃屋に投げ文が入る。重大事件とみた筆頭同心の浅沼は廻り方全てに大金の受渡し場所付近の警固を命じ、咎人を炙り出そうとする。これは左平次預かりの大事件と逸る清四郎に浅沼は左平次にはこのことを相談してはならぬと申し渡す。


    『第三話 消えた左平次』。表題作。過去に大名の悪行を暴こうとして、何者かに家に火を付けられ、妻子を失い、廻り方を辞した左平次を清四郎が慮る。中橋天王祭の日、北番所で鉄砲と火薬、弾五十発が盗まれる。今朝見掛けた左平次の表情に清四郎は左平次が鉄砲を盗み、大名に復讐しようとしているのではないかと考え、左平次が暮らす長屋に向かうが、不在だった。そんな中、大名が二人暮らしの姉妹の姉のお美代に手を付けたことからお美代は自害し、妹のおなつが大名屋敷で狼藉を働くという事案が起きる。

    本体価格740円
    ★★★★★

    0
    2026年04月21日

    Posted by ブクログ

    1巻目より面白い!
    清四郎は まだ19歳なんですね。
    嫁取りの話しが持ち上がる。
    八丁堀小町といわれる娘
    ところが 会う日には 拐かしがおきて お見合いどころではない。
    札差の息子 松太郎と新吉がふたりとも攫われる。
    このふたりの息子は しっかりもので
    自分の店が阿漕な金儲けをやってること
    こんな店は継ぎたくない
    と 思っていた。
    そこにつけこまれた事件
    左平次がいつもいくお店 みくら
    美味しい鰻や豆腐が出てくる。
    そこのお店のお花が 清四郎のことが大好きなのだが うとい 清四郎は気がつかない。

    この父親のような左平次の他にも
    清四郎が生まれる前からつかえてくれるお竹
    小者の仙太
    この仙太が溺れて意識が戻らなかった時
    清四郎は必死で呼んだ
    意識が戻った時 仙太は
    あの若の声でこの世に帰ってこれた!
    という。

    未熟な清四郎を 左平次 他 周りの人たちが
    あたたかく育てる
    私の希望としては お花ちゃんに嫁に来てもらったらどうだろう!
    なんて思うけど どうなりますかね!

    シリーズで読みたいお話しです。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    分かる

    分かるよ左平次、わいには分かる
    わいにもおるから
    どんなに手塩にかけても、ちーとも成長せん弟子どもがおるから

    そして清四郎が現れないかと料理屋みくらの戸口を気にする気持ちもね
    わいもついついコメント欄を気にしちゃうから

    そして歯がゆいのよな
    気概はある
    同心として最も大切な気概だけはある

    そしていついかなる時も食欲はある
    でもそれってとっても大切なことよな
    腹が減っては戦はできぬ

    やっぱりちょっと期待しちゃう

    遅々と進まぬ弟子の成長だけど、なんだか大きくなりそうな気もするんよな

    そうだ!塩の種類変えてみようかしら

    0
    2026年07月19日

    Posted by ブクログ

    清四郎はやっぱり清四郎。
    そんな簡単に成長しちゃったらつまんないよね。

    佐平次さんはやっぱりいいなぁ。
    端的な言葉で核心をつく。
    渋くてカッコいいわぁ。

    清四郎がどんな風に成長していくのか、この物語の中で清四郎を見守っている1人のつもりで密やかに応援しちょります。

    私ね、気付いちゃったんですよ。
    松下さんの作品にしてはこのシリーズ今まで漂っていた物悲しさがあまりないの。
    私の中では松下隆一=そことなく漂う物悲しくも優しく美しい物語り。って感じなんだけども。
    これも面白いのよ。間違いなく面白いのよ。
    でも松下隆一だと思って読んでいるからどうしても物足りなさを感じてしまって星がひとつ減ってしまう。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    シリーズもの第二弾。

    他の本を挟んでしまうと
    情けないことに1作目の内容が飛んでしまう。
    前作を再読して今作へ。

    今回も清四郎と左平次が大活躍。
    2人のやり取りが楽しくて
    (あれ?どのような事件だったかな)と
    冒頭に戻り確かめることもあり・・・。

    捕物帳、人情ものが併せてサラッと書かれているので
    できればのめり込むような展開を期待している。

    第三弾も刊行されているので
    内容が薄れる前に読むつもりだ。
    清四郎とお花ちゃんとはどうなるだろう。

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    清四郎!また元に戻ってるじゃないか!!
    一巻であんなに佐平次に叱られて、いっぱい教わった事が身についとらんぞ(๑•ૅㅁ•๑)
    まぁ今回も三歩進んで二歩さがるだけど…
    ちょっとだけ成長したけど…
    清四郎の優しさが佐平次を変える時が楽しみ♪

    てめぇとは縁を切る!って言われて二巻は終わり
    まだまだ続くのですね♪︎~(・ε・。)



    0
    2025年06月02日

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