あらすじ
朝露のおりた草むらに埋もれるように、女がひとり横たわっていた──見習い同心・佐々木清四郎が駆けつけ検めると、女は骨と化していた。女の着物を探ると袂の裏から、繊細で美しい装飾が施された蒔絵の櫛がでてきて……ひとりで探索することを決意した清四郎は、果たして左平次を頼らずに事件を解決できるのか?(「忘れ去られた女」より)表題作の他「恨みのかたち」「怒りの左平次」の全三編収録。軍鶏鍋、鰻めし、あぶ玉丼……美味しいご飯も沢山登場。時代小説の王道をゆく大人気捕物帖シリーズ、早くも第三弾。
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Posted by ブクログ
落としの左平次第3弾
忘れ去られた女
恨みの形
怒りの左平次
佐々木清四郎は 左平次の手から離れて1人で事件を解決したい!
と思っています。
だが なかなか難しい!
け、思いつきで言うんじゃねえよ!
これがどうゆうことかよく考えろ!
と左平次は清四郎に言います。
だけど まだ見習い同心の清四郎には なんのことやら さっぱりわからない
これ 読んでる私も ここまでの話しでそう言われても さっぱりわからない
この死んでる女は おふじ だと清四郎も読者の私も
思い込んでいる。
どこを見てるんだ!
なんて言われても さっぱり!
清四郎は 考えてみて努力はしている。
最後に 生きたおふじが現れる
えー!この死んだ人 おふじじゃなかったの?
恨みの形
犯人とされてる富太郎の身の上に 清四郎は深く同情する。鰻と卵の入った弁当を 牢の中の富太郎と一緒に食べたりする。
左平次と清四郎は 夜道 何人かの侍に斬りつけられる。背中を斬られた清四郎を左平次はおぶって医者^まで 連れて行ってくれる。
清四郎は 父親の代から繋がりのある いろんな人たちの愛情を受けて成長している。
なんか 育っていく子を見守るように 読んでいく。
奉行所の上役 先輩 みんな 死んだ清四郎の父親とも親交があった。
左平次の父親も愛情溢れた人だった。
あったかくて 食べ物が美味しそうな本です。