あらすじ
14歳のミアは、図書館でカネコフミコの自伝と出合う。ミアは同級生の誰よりもフミコが近くに感じられる一方、学校では自分の重い現実を誰にも話せなかった。けれど、同級生のウィルにラップのリリックを書いてほしいと頼まれたことで、ミアは少しずつ変わり始める――。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者が放つ、心揺さぶる物語。西加奈子氏、ヨシタケシンスケ氏、推薦!
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Posted by ブクログ
私たちの世界は、ここから始まる
貧困、身分、親ガチャなど。
社会問題についてあらためて考えるきっかけになる1冊。
これらの状況を脱却するには、周囲の支えも必要だ。
今、このようなことで困っている人を見ても、自分は無力だ。
何もできることは思いつかない。
最初は、行政に助けを求めるのが最善の策と思っていた。
しかし、本作を読んでいるとミアと弟が離れることは必ずしもいいことではないと知る。
そのため、対応が難しい事案だなと思った。
カネコフミコの自叙伝。
自身の境遇を重ねながら、ミアは読み進める。
ここに記された言葉が、ミアを支えたように、信じられる何かがある社会であってほしいと切に願う。
Posted by ブクログ
一気に読んだ。
ミアの話は、内面×外的環境どっちも変わらないと、その人に良い変化は訪れないよなと思った。
カネコフミコの話は、内面の変化にフォーカスされていたから、
カネコフミコがミアの内面に変化をもたらし、
レイチェルやゾーイ、ウィルが外的環境に影響をもたらしたということなのかな、と思った。
ここで終わっちゃうんだ感があった。でもそのお陰で、何回も話を振り返って考える機会をもらった。