あらすじ
「いい嫁期間を終了させてください」
貧乏伯爵家の令嬢・エルシャが女性嫌いで有名な冷徹公爵・リヒターと契約結婚をして早二年。興味を持たれることなく冷めきった状態が続き、夫に期待することを諦めた彼女は、実家の援助のために離婚はしないものの、「いい嫁」をやめることを決意する。淡く描いていた「理想の結婚」を手放したエルシャの心は晴れ渡っていたが――
「誕生日なのに、何もないというのもどうかと思って」
「えーと、拾ったんですか?その花束」
とある出来事をきっかけに2人の関係は大きく変化していき…!?
本当はお世話を焼きたいお飾り妻×不器用な冷徹夫
白すぎた結婚生活から始まる、ちぐはぐな2人の溺愛ラブファンタジー!
感情タグBEST3
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すっごくいい!大好き!
試し読みでおもしろすぐて購入。
ものすごくいい買い物をしました。
おもしろいし切ないしかわいいしドキドキハラハラが止まらない…!
エルシャがものすごくいい子だしおもしろいし、長女なのでという理由でいろんなことを凌駕しちゃうところもすごくよいし、
リヒターの変化もすごく楽しく読めました。
悪いやつというかマジで性格悪いのは王太子のみというのもよかった。
ファンになりました!
次回作も楽しみです!
夫に迫るヒロイン
ワキワキしながら夫に迫ってくるヒロインが面白かったです。それも誰かの役に立たないといけないという存在意義に繋がるのが少し悲しいところではありました。
なんかホロリと。
何かと譲ってしまうヒロイン。誰か自分のことを見てほしいと心の中で叫びながら、誰にも、自分にもその声が聞こえない。そして、恋愛結婚したのに、夫に蔑ろにされ、それでも夫を愛してる。夫に振り向いてもらいたい為に犯罪に手を染めてしまった公爵夫人。この二人の生き方に、ちょっとホロリとしてしまいました。ヒロインは夫と向き合うことができたので、これから、幸せになれると思います。
愛だわー。
諸事情により夫婦揃って拗らせていたけれど、国の偉い人が絡んだ事件を解決して心を通わせられて本当に良かった。そうなるまでが山あり谷ありで長かったです〜。
使用人のみなさんや義母様がいてくれてホッとしました。許すまじ王太子。
巻末の短編も、後書きもコミカルで楽しく読みました。
なんか怖い
ヒロインのお世話好きが、グイグイしすぎてなんか怖い。承認欲求みたいで。
ヒーローも記憶喪失とはいえ、拒んでいたものをすんなり受け入れられるものなの?
面白、楽しいハピエン。私はう〜ん。
小学生みたい
大人同士のはずなのに、小学生みたいな二人。
記憶喪失からのお近付きは珍しいパターンでしたが、妻を遠ざけていた真相もちょっと薄かったかなぁ。
見た目はハイスペなのに中身がヘタレなヒーロー。
完璧じゃないところが良いのかな?
うーん。